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経済学科 教授 堀本三郎
東京証券取引所を中心とした日々の株価データをもとに、各上場企業の決算情報を利用して、それらのデータ入力とデータ利用プログラムの作成を試み、株式投資収益率、会社基本情報のデータベース化を行った。WEB サーバ内にそうしたデータベースを構築し、学内クライアントから、それらのデータ利用が容易になるべくシステムを構築した。さらに、投資信託の基準価格データも利用可能にした。 日本の株式市場上場会社について、日次および月次の株式投資収益率(株価、配当金、株式分割情報から計算される)、年度毎の会社基本情報を作成し、それらをデータベース化し、学内クライアントPCから検索可能なWEBシステムを構築した。 大学院、学部、ゼミナール等において講義及び研究に応じた形で利用に供している。とりわけ、大学院博士後期課程の学生においては、日本の資本市場の実証分析を研究する者にとっては必須のデータであり、これまでと同様に、今後もこのシステムから提供されたデータを利用した博士取得者が続くものと期待される。
研究成果発表の時期と方法
平成20年内、彦根論叢にて、このデータベースを用いた実証研究論文を掲載予定である。