経済学部

リスク研究センター

TOPリスク研究センター経済学部附属リスク研究センター ≫ 平成28年度リスク研究センター助成研究報告 1601

平成28年度リスク研究センター助成研究報告 1601

ラオスにおける産業クラスター形成の可能性についての研究

経済学部教授 金秉基  


ラオスは最近高い経済成長を続けています。海外から多くの企業が進出し、それが地域の経済成長に大きな影響を与えています。産業集積効果を分析するためには、ラオスのマクロ経済分析は欠かせません。途上国の経済成長要因などを分析のため、ラオスをはじめ途上国の研究者と共同研究を行っています。 為替レート政策と経済成長、エネルギー開発戦略と経済成長、利子率やマネーサプライとドル化、人材育成と経済成長の関係を分析するために、ARDLモデル、VECM Granger causality 分析、Unit root testなどの分析方法を用いて短期的な関係と長期的な関係を分析しています。分析結果は先行研究を支持する結果が多いが、研究方法においては先行研究と異なる手法を用いています。これらの共同研究成果は、国際ジャーナルに投稿され、ジャーナルに掲載されることになっています。

【研究成果発表の時期と方法 】
共同研究の成果は国際ジャーナルに掲載されることになっています。Global Business Reviewは2019年1月に掲載されます。Renewable & Sustainable Energy Reviews、Global Business and Economics Review、The Journal of Developing Areasには掲載は確定していますが、掲載時期は未定です。 今後も共同研究を続け、国際ジャーナルに論文掲載を目指します。またファーストオーサーとして論文を投稿する予定です。


このホームページに関するご意見・ご質問は
滋賀大学経済学部リスク研究センター TEL:0749-27-1404 FAX:0749-27-1189
E-mail: までお願いします。