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平成20年度リスク研究センター助成研究報告 0804

金融革命の経済学的評価

ファイナンス学科 教授 楠田浩二 


 1970年代以降に登場した新しい金融諸現象を「金融革命」と捉え、金融革命の内容と背景を整理した後、今般の金融危機のようなバブル崩壊リスク等の金融革命リスクの検討を通じて金融革命を批判的に評価。最後に金融革命下の我が国の金融経済戦略を示す。 関連文献を渉猟して得た諸情報を制度的・現代経済学的な観点から多面的に分析し、統合。金融革命の内容と背景を整理し、金融革命を批判的に評価する研究に関しては、概要を平成20年7月に「金融革命序説」を『彦根論叢』に発表したほか、平成21年6月に「金融革命」(佐伯編著・柴山編『現代社会論のキーワード―冷戦後世界を読み解く』ナカニシヤ出版に所収 )を刊行予定。また、金融革命リスクのうち最も重要なバブル崩壊リスクを詳細に研究し、「バブル崩壊後の恐慌・長期停滞リスク管理」(『彦根論叢』第376号所収)を執筆。

研究成果発表の時期と方法
平成20年7月 「金融革命序説」(『彦根論叢』第374号所収)
平成21年2月 「バブル崩壊後の恐慌・長期停滞リスク管理」 (『彦根論叢』第376号所収)
平成21年6月「金融革命」(佐伯編著・柴山編『現代社会論のキーワード―冷戦後世界を読み解く』ナカニシヤ出版 )を発表予定。


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