-経営のスキルと徳の育成の論理- |
企業経営学科 教授 伊藤博之
本研究の成果は3つにまとめることができる。第一に、経営者のスキルを理解するために、経営学のゼネラル・マネジメントというコンセプトとそれに関連する実証研究を応用したフレームワークを整理した。第二に、経営者の昇進や選抜に関するアメリカの代表的企業の事例を収集した。第三に、経営者育成の失敗事例としてヒューレット・パカード社におけるカールトン・フィオリナの社外からの将兵と経営者解任についての分析を作成した。
【研究成果発表の時期と方法 】
2014年11月発行の滋賀大学経済学部研究年報で「カリスマ幻想と組織と内の解体」(論文)で研究成果を発表した。また現在執筆中の企業統治論に関する教科書に研究の成を反映させている。