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履修計画の立案

(1)単位制

 大学では、学習量が授業時間数を基礎にした「単位」によって計られ、卒業に必要な単位数を修得することで、学位(学士号)が認定されます。そして学校教育法に基づく大学設置基準では、45時間の学習授業時間をもって1単位と決めています。
 滋賀大学では、春学期と秋学期の1年2セメスター制をとっており、週1回の授業を1セメスター受講することで、2単位を得ることができます。これは15週×2時間(1回の授業は、通常の2時間分の学習量に相当するものとして計算)=30時間の授業時間と、自宅等での予習・復習やレポート作成などの教室外学習に60時間が必要となるとして、合計90時間の学習量で2単位と決めています。

(2)卒業必要単位数

 滋賀大学経済学部の卒業に必要な単位数は、126単位です。ただし、単に4年間で126単位を修得するだけでなく、『国立大学法人滋賀大学経済学部規程』に定める卒業要件を満たさなければいけません。 また昼間主コースでは、2年次から3年次に進級する際には、同様に定められた進級要件(44単位&他要件)を満たすことが必要です。

(3)必修科目と選択必修科目

 各科目は、必ず修得しなければならない「必修科目」、指定された科目群の中から選択した上で修得しなければならない「選択必修科目」、それ以外の「選択科目」に分けられます。 詳細については,大学入門セミナーのテキスト(学修NAVI)をご覧ください。

(4)さまざまな履修制限

 履修登録にあたっては、さまざまな履修制限があることを前提に、予め履修計画を立てましょう。

①セメスターあたりの履修登録単位数の上限
 経済学部ではCAP制を導入しており、原則、1セメスターあたり24単位を履修登録単位数の上限として設定しています。これは、それぞれの履修科目の学習を確実に行うこと、単位の実質化、つまり2単位90時間の学習量を確保することを目的としたものです。「コア科目」の単位認定標準試験などCAP制外のものもありますが、セメスターあたりの上限24単位を念頭に置きながら、各セメスターの履修登録をおこなってください。
②履修者数制限
 授業内容や教室の収容人数等のために、履修者数に上限を設定している科目があります。これらの科目は履修登録時に抽選科目とされ、科目ごとの要件、たとえば標準履修セメスターなどに合わせて抽選がおこなわれます。履修を希望しても履修できない科目があることを前提に履修計画を立てましょう。
③「オンライン授業等」による取得単位数の制限
  経済学部では「対面授業および対面授業相当とされる授業」以外の授業形態(「オンライン授業等」とします)による修得単位数について、卒業要件に組み入れることができる上限を60単位としています。したがって、たとえ授業を履修し単位を取得することができていても「オンライン授業等」に該当し、60単位上限を超えたものについては卒業要件に組み入れられません。履修登録においては授業形態にも注意してください。
 なお、「対面授業相当とされる授業」には、対面を含むハイブリッド授業で授業回数の半分以上を対面で参加した授業、ブレンド授業(対面授業が半分以上)があたります。これらの授業では実際に授業回数の半分以上を対面で参加することに注意してください。

(5)履修相談

 履修のアドバイスを受けたいときは、教員に相談してください。各授業については、担当教員に直接話を聞くのが有効です。授業の「シラバス」に記載された教員情報を見て、連絡をとりましょう。
 また、履修計画全体については、大学入門セミナーの担当教員に相談してください。
 なお、履修の手続きについて分からないことは学務課教務係でも対応します。