概要
本研究科は、大正11年(1922年)に創立された彦根高等商業学校を前身とする滋賀大学経済学部を母体として誕生しました。昭和30年(1955年)にまず「経済学専攻科(経理経営専攻)」を設置、その基礎上に昭和48年(1973年)「経済学専攻」及び「経営学専攻」の2専攻を持つ滋賀大学大学院経済学研究科(修士課程)として発足しています。その後、平成13年(2001年)グローバル・ファイナンス専攻を加えました。また、平成15年(2003年)には国立の社会科学系大学院で「リスク」を研究対象とした唯一の大学院として博士後期課程「経済経営リスク専攻」を設置しました。
こうして本研究科は現在、3つの専攻を持つ博士前期課程及びユニークな博士後期課程 から構成されています。
平成14年(2002年)には経営学専攻に日本最大のシンクタンクである株式会社野村総合研究所との連携大学院を設置し、産学交流体制を整備しました。その後も高度専門職業人養成の充実を図りながら、平成31年(2019年)からは、文理融合型のカリキュラムとして「データサイエンス副専攻」を導入しました。さらに、令和4年(2022)年度から新たに1年制の社会人コースとして「ビジネス・データサイエンス専修プログラム」を導入しました。100年の伝統を基盤としつつ、そこに安住することなく、常に社会のニーズに合った大学院を目指しています。
また、本研究科は、豊かな自然と生活しやすい環境の滋賀県彦根市に立地しており、充実した学生生活が送れるものと確信しています。
課程と学位
