経済学部

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博士前期課程

目的と特色

 本研究科は、「研究者」を養成するのみでなく、グローバルな視点と高度な専門能力を持つ経済人、すなわち「高度専門職業人」を養成することをも目的としています。
 そのため、国立大学最大規模を誇る経済学部(経済学科、ファイナンス学科、企業経営学科、会計情報学科、社会システム学科の5学科構成)という母体の特質をフルに活用し、大学院教育を行います。 多様で豊富なカリキュラムと、課題に対して多面的なアプローチを提供することが可能となっています。
 より効果的な教育を行うため、博士前期課程の各専攻は2つのコースを有します。ひとつは、高度専門職業人の養成を目指したプロフェッショナル・コースです。 同コースは、その中にビジネス分析プログラム履修モデルと政策分析プログラム履修モデルを備え、戦略的マネジメントやマーケティングの専門家、起業家の育成から、 戦略思考を有した地方行政のプロフェッショナルの養成まで、多彩な高度専門職業人の養成に対応しています。 もうひとつが、研究者を目指す方や、アカデミックな目で現職務を見直し自分の進む道を再確認したい方、そして実務経験を総括し生涯の知的満足を満たしたい方などを対象としたリサーチ・コースです。 アカデミックなアプローチを通じて培われる能力を高度専門職業人として生かしたいという方にも適しています。
 これらのコースを充実したものにするため、他大学院では見られない70名もの専任教員を本研究科に配し、きめ細かく演習指導を行うと共に、主指導教員と協力して研究生活を支援する副指導教員制度を敷くなど、手厚い研究支援体制を組んでいます。 本研究科が立地する滋賀県彦根市の豊かな自然と生活しやすい環境とあいまって、充実した学生生活が送れるものと確信しています。

<学生定員>  ()内数
区分
専攻名
定員
経済学研究科


経済学専攻 13名
経営学専攻(連携大学院) 13名(2名)
グローバル・ファイナンス専攻 6名

教育理念と教育目的

 滋賀大学経済学部は、建学の精神「士魂商才」(相互扶助・社会奉仕の精神をもつ商業的技術の専門家)を現代に継承し、教育理念として 「国際的な視野を持ち、環境に配慮しつつ地域社会にも貢献できる、個性ある専門職業人の養成(グ口ーバル・スペシャリストの養成)」を掲げ、 「3つの識『意識、知識、見識』(問題意識、専門知識、規範意識)の涵養とそれを基礎にした問題探求能力の育成」をモットーにしています。 この教育理念を大学院経済学研究科に具体化し、博士前期課程(経済学専攻、経営学専攻、グローバル・ファイナンス専攻)は、グローバル・スペシャリストとして、 経済学や経営学に関する高度な専門知識を備える経済人と研究者の養成を目的としています。

アドミッションポリシー

滋賀大学大学院経済学研究科博士前期課程は,教育理念・目標に基づき,次のような人を求めています。

  • いずれかの専門分野において学士課程を卒業した者(見込含む)またはそれと同等以上の学力のある者で,経済学研究科で学ぶために必要な知識,論理的思考力と表現力,コミュニケーション能力をもつ人
  • 経済学,経営学,あるいはグローバル・ファイナンスにおける知の探究と創造に意欲と能力のある人
  • 国際社会・地域社会の課題の発見とその解決に主体的に専門知識と見識・教養をもって取り組む高度専門職業人を目指す人

このような人材を選抜するために,推薦入試および社会人入試(派遣社会人,熟年社会人)では,出願書類および口述試験によって志願者の資質を適切に評価します。また,一般入試,社会人入試(一般),外国人留学生入試では,出願書類,筆記試験,口述試験によって志願者の資質を適切に評価します。

ディプロマ・ポリシー

 滋賀大学大学院経済学研究科博士前期課程では,下記の条件を満たした者に修士(経済学,経営学又はファイナンス)の学位を授与する。

  1. 専攻分野に関わる概念,理論,仮説,実証的根拠などを体系的に修得し,最新の研究動向にもキャッチアップできる,専門性を備えている。
  2. 研究テーマや実践的課題について,理論的・実証的に思考し,意思決定したり,問題解決に導いたりできる,課題探求力を備えている。
  3. 専攻分野とは異なる視角からも,問題を解釈したり,アイデアを発想したり,さらに関係者とコミュニケーションできる,高度専門職業人としての見識・教養を備えている。

カリキュラム・ポリシー

 滋賀大学大学院経済学研究科博士前期課程では,ディプロマ・ポリシーに基づき,経済学,経営学,ファイナンスの専門知識を備える高度専門職業人を養成するカリキュラムを提供する。

1.カリキュラム編成

 博士前期課程のカリキュラムは「基礎科目」,「展開科目」,「連携実践科目」,「演習科目」の科目区分からなる。

(1)基礎科目(リベラルアーツ)

 基礎科目には,コミュニケーション力を養成する科目を配置し,また学内で提供される多様な科目を基礎科目として開放し,幅広く見識・教養を涵養する。

(2)展開科目(専門性)

【経済学専攻】
 経済学専攻には,社会経済活動を対象に,経済学及び社会学の観点から理論的,学術的に分析・評価するために必要な専門科目を体系的に配置する。
 本専攻の専門科目の学修を通じて,行政や地方自治体の職員などに求められる政策立案や組織運営などの高度な専門職能を育成する。

【経営学専攻】
 経営学専攻には,企業経営や組織運営を対象に,経営学及び会計学の観点から理論的,学術的に分析・評価するために必要な専門科目を体系的に配置する。
 本専攻の専門科目の学修を通じて,組織の経営における経営企画担当者,経理担当者,マーケターなどとしての専門職能を育成する。

【グローバル・ファイナンス専攻】
 グローバル・ファイナンス専攻には,国際金融やコーポレート・ファイナンスを対象に,ファイナンスの観点から理論的,学術的に分析・評価するために必要な専門科目を体系的に配置する。
 本専攻の専門科目の学修を通じて,企業の財務担当者やファンド・マネジャーなどに求められる高度なファイナンスの職能を養成する。

【データサイエンス副専攻】
 データサイエンス副専攻は,3つの主専攻に加え,データサイエンスの基礎を修得した者に,データサイエンス研究科と協力して開講する科目の履修機会を提供し,さらに高度なデータ処理能力やデータ分析力を養成する。

(3)連携実践科目

 連携実践科目には,シンクタンクや経済経営研究所との連携科目及び実践的応用力や実務能力を体験的に修得する科目を配置する。

(4)演習科目

 演習科目では,博士前期課程の学修の集大成として,学位論文の作成を通じ,専門分野における理論的かつ実証的な分析能力を育成する。

2.学修成果の評価

 学修成果については,成績の評価基準に照らし,各科目のシラバスの「授業の到達目標」「成績評価の方法」欄で設定されている到達度・評価方法に基づき評価する。なお,到達度は,定期試験,小テスト,レポート,実演,学習記録及び発表・報告など,多様な方法の中から適切な方法を選択又は組み合わせて判断する。
 また,学位論文については,経済学研究科論文審査基準に基づく論文審査及び最終試験の結果により評価する。

選抜方法

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