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研究叢書「資本逃避リスクの政治経済学」が刊行されました。

リスク研究センターニュース(2008.5.14)
研究叢書「資本逃避リスクの政治経済学」が刊行されました。

この度、リスク研究センター研究叢書第1号「資本逃避リスクの政治経済学」(小田野純丸著)がミネルヴァ書房より刊行されました。
著者:小田野純丸
単行本: 279ページ 
出版社: ミネルヴァ書房 (2008/05) 
ISBN-10: 4623051595 
ISBN-13: 978-4623051595 
「資本逃避リスクの政治経済学」

グローバル化する国際経済、拡大し続ける資金ストック・・・・・新しい経済環境の中で生きる私たちは従来からのリスク・フリーの思考から卒業し、リスクと共存する方法を学び取らなければならない時代に生きています。

本書は、資本の流出入の展開がクローズアップされてきたこれまでの四半世紀を振り返り、その間に発生した通貨危機、金融危機に注目をして、グローバルに張り巡らされた資金の流れを左右するメカニズムが国家経済や世界経済に大きな関わりを持つ時代では、「資本移動リスク」の危機を誘発する潜在的エネルギーがいかに大きいかについて検証しています。


目 次
第1章 経済活動のグローバル化と金融のリスク
第2章 グローバル化の中の通貨危機―1980年代からの展開
第3章 元祖「失われた10年」―1980年代の中南米経済の低迷
第4章 新しいタイプの国際リスク―メキシコ通貨危機について
第5章 アジア通貨危機の登場
第6章 危機の対応と処理
第7章 通貨危機の理論的解説
第8章 危機を超えて―リスク要因としての政治動向―

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