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『リスクの経済思想』 日本地域学会学会賞(著作賞)を受賞

リスク研究センターニュース(2010.9.17)
 酒井泰弘特任教授 『リスクの経済思想』(ミネルヴァ書房)
で日本地域学会学会賞(著作賞)受賞

この度、酒井泰弘特任教授(滋賀大学名誉教授・リスク研究センター国際顧問メンバー)が、リスク研究センター研究叢書第2号『リスクの経済思想』(ミネルヴァ書房)で 平成22年度 日本地域学会 学会賞(著作賞)を受賞することとなりました。
授賞式は、2010年10月9日-11日開催の「日本地域学会第47回年次大会総会」において執り行われます。


著者:酒井泰弘 単行本: 270ページ 出版社: ミネルヴァ書房 (2010/3/31) ISBN 978-4-623-05735-1
不確実性によるリスクが高まりつつある昨今の社会情勢。本書ではリスクの経済学の歩みとして先駆者であるスミスとベルヌーイに加え、ナイトやノイマン、ケインズやロビンソンらの思考も考証、その上で不確実性を加味した経済分析と時代背景を考察し、新しい経済学の方向を模索しています。
「リスクの経済思想」
目 次
第1章 社会のあり方とリスク観の変化
第2章 リスクの経済学の過去・現在・未来
第3章 リスクの経済学の二人の先駆者
第4章 サイコロの賭けと確率論的思考
第5章 不確実性とアニマル・スピリッツ
第6章 同盟と抗争の時代とゲーム論的思考
第7章 異才フォン・ノイマンとゼロ和ゲーム
第8章 非対称情報と市場経済のワーキング

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