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職場のいじめに対する実情、判例を丹念に分析し、先進諸国の取り組みを紹介して、早々になされる必要のある法規制の在り方を説きます。
職場のいじめと法規制
大和田敢太著
日本評論社 208頁
ISBN 978-4-535-52050-9
【目次】 第1章 日本における職場のいじめ問題の現状と課題 (1) 職場のいじめ問題の現状 1 職場のいじめ問題の動向 2 メンタルヘルス問題と職場のいじめ問題 3 労働問題としての職場のいじめ問題の現状 (2) ワークハラスメントの法的規制の課題 1 ワークハラスメントの評価視点 2 ワークハラスメントの法的規制のあり方 3 判例動向 4 行為類型 5 残された課題 第2章 EUにおける職場のいじめ規制の現状と課題 (1) EUにおける職場のいじめ実態調査 1 調査の概要 2 調査結果と分析 (2) 職場の暴力・ハラスメント規制の動向 1 EUにおける社会的規制の動向 2 定義問題 第3章 ベルギーにおけるワークハラスメントの法的規制 (1) ベルギーの立法制定の経過 (2) 2002年法制定の意義 (3) 2002年法による労働環境リスクの分析 (4) 2007年法の制定と意義 (5) 2007年法の実施状況と評価 第4章 フランスにおけるワークハラスメントの法的規制 (1) モラルハラスメントの実態と規制の課題 (2) 制定法によるモラルハラスメント規制 (3) 労使協定によるモラルハラスメント規制 (4) 企業段階でのモラルハラスメント規制
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