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Scientific Reportsに掲載された論文が注目されています。

リスク研究センターニュース(2013.7.25)
Scientific Reportsに掲載された論文が注目されています。

最も権威のある科学雑誌「ネイチャー」の系列ジャーナルである「Scientific Reports」誌に掲載された本学経済学部の久保英也教授と水野敏明リスク研究センター客員研究員(琵琶湖環境科学研究センター研究員)との共著論文 'Overview of active cesium contamination of freshwater fish in Fukushima and Eastern Japan' が注目されています。
この論文は福島原子力発電所事故におけるセシウム137の淡水魚(アユを軸)の食物連鎖による蓄積度や広がりなどを分析したもので、リスク研究センターが国際共同研究の一環として進めている「びわ湖の水リスクプロジェクト」の一つの成果物です。 同論文は、ウォールストリートジャーナル JAPAN REALTIMEにおいて、
'How Fukushima Contamination May Have Spread via Waterways' として大きく紹介されました。また、フランスでもっとも有名な科学雑誌の一つである 'La Recherche' JUILLET-AOÛT 2013 477号 のトップページに3ページにわたり掲載されたことから、その研究水準と影響度が認知されたと言えます。
ウォールストリートジャーナル フランスの科学雑誌LaRecherche

「ネイチャー」グループの科学雑誌は「Altmetric scores」という論文の注目度(実社会へのインパクト度合い)を評価する尺度を有しています。このスコアは研究者等がツイッターやフェイスブックなどで当該論文を取り上げた件数などを集計したもので、近年ネイチャー系列以外の有力ジャーナルも採用するところが増えています。
当該論文の同スコアは2,218とScientific Reportsの過去の全論文約1,817編の中で歴代第2位(2013年7月23日現在)の記録を打ち立てました。また、この6ヶ月間に掲載された最新の397論文の中では、第1位となっています。ちなみに同誌の平均Altmetricsスコア は13.7となっています。 また、このスコアはAltmetricsスコアを採用している他の有力ジャーナルの総論文数1,372,130編の上位5%以内に入ることになり、高い注目を浴びたことが分かります。
滋賀大学リスク研究センターは、これからも第一線で注目されるリスク研究を推進していきたいと思います。(文責 リスク研究センター長 久保英也)


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