- 事業実施代表者:小倉圭
- 事業実施者:山田淳子(滋賀大学教育学部准教授)
事業の概要
〔概要〕
大学(とりわけ国立大学)は従来型の研究・教育にとどまらず、地域社会や外部の諸機関等との連携や協力のもと、さまざまな地域課題の解決を志向する研究や教育の活動を求められている。
近年、運動あそびの機会が減少し、子どもの基礎的体力運動能力のバランスの良い発達、社会性やコミュニケーション能力などの心の発達の機会が失われている。また、彦根市においても、小・中学生の体力低下や、身近なところでスポーツにかかわることができる環境が少ないことが課題となっている。
そこで、本事業では、大学がその施設等を活用しながら、その研究成果をこうした地域社会の課題解決に還元する新たなタイプの研究プロジェクトを展開する。具体的には、滋賀大学彦根キャンパスの運動施設を定期的に開放し、子どもが気軽に運動あそびを行うことができる機会を提供するほか、子どもの心身の発達を促す効果的な運動プログラムを提供することで、地域振興および社会課題の解決に寄与することを目指す。
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〔目標・目的〕
■子どもが気軽に運動あそびを行うことができる機会を提供すること
■子どもの基礎体力運動能力および心の発達を促す効果的な運動プログラムを提供することで社会課題の解決に寄与すること
■地域に開かれた大学として地域振興に寄与し、滋賀大学を身近に感じてもらうこと
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〔必要性・重要性〕
現代社会においては、子どもが自由に身体を動かして遊ぶための「空間・時間・仲間(いわゆる3間)」が減少し、運動あそびの機会が失われている。そのため、スポーツを始める経済的、心理的敷居が高くなり、子どもの体力の低下や二極化が進んでいる。これまで多くの子どもが運動あそびを通して自然と享受できていた基礎的体力運動能力のバランスの良い発達、社会性やコミュニケーション能力などの心の発達の機会が、現在の社会環境では得ることが難しいのである。そのため、このような社会課題の解決のためには、子どもが存分に運動あそびを行うことができる機会・環境を積極的に提供していくことが必要である。