経済学部

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(持続的な協力体制模索)

掲載日:2023年2月26日

メディア:朝日新聞

内容

「柴田先生の経済コラム 持続的な協力体制模索」

 森村組と日本陶器合名会社(以後、日陶)を仲裁した村井保固は、まず森村組の内規の作成に取り掛かり、総長の役職に創業者森村市左衛門を就けました。さらに、村井は、森村組と日陶の関係を組織化します。そして、日陶の最大出資者である市左衛門と森村組総支配人の村井は、日陶から出資を引き揚げ、日陶の所有は孫兵衛とその子に帰属させ、森村組から資本的には完全な別会社としました。このように村井は、企業の資本的な境界を越えたコンセンサスの形成を重視し、内規の作成を通じて持続的な企業間協力体制の構築を模索しました。

<関連記事>

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授が経済コラム掲載(R3年度分)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(革新 木製・近代漆器の両立)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(旅館から白木地製造に転換)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(商号に父 兄弟二人三脚)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(DCの潮流 菓子鉢バブル)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(存続の危機 新商品開発へ)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(奇抜な新商品 ヒットせず)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(定番商品に「リ・デザイン」)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(課題は生産効率との両立)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(「用の美」徹底 海外で評価)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(陶磁器産地 時に革新必要)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(幕末-明治 有田焼の危機)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(商社設立 25万両の利益)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(香蘭社、万博で大成功)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(工場生産か工芸か 分裂)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(分離独立が生んだ健全)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(明暗分けた 経営判断)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(陶磁器の名門企業集団)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(森村兄弟 陶磁器輸出に活路)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(純白の生地 開発は難航)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(外国人兄弟 白磁開発に助力)

【掲載】朝日新聞で柴田淳郎准教授の経済コラム掲載(八寸皿巡り 全社的対立へ)


【このページに関するお問い合わせ先】 広報課