経済学部・森宏一郎教授が査読付き国際学術雑誌 The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research に論文を発表
経済学部・森宏一郎教授が査読付き国際学術雑誌 The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research に論文を発表しました。
概要
日本では、産婦人科医の慢性的な不足が続いています。この研究では、若手の研修医が産婦人科を専門として選ぶ理由や、選ぶことをためらう理由を明らかにしています。
2023年と2024年に開催された研修医向けの教育イベントで、それぞれ122人と179人にアンケート調査を行いました。その後、2025年に実際に産婦人科を専門に選んだかどうかを確認し、働く環境についての好みや不安が、進路の選択とどのように関係しているかを調べました。
2023年の参加者では、都市部で働くことを重視する人ほど、産婦人科を選ぶ傾向がみられました。一方、裁判で訴えられるリスクや、勤務先で扱う出産件数の少なさ、収入の低さを心配する人ほど、産婦人科を選びにくい傾向がありました。
2024年の参加者では、年収を重視する人ほど、産婦人科を選ぶ傾向がみられました。一方、夜勤の回数が十分に少ないことを重視する人ほど、産婦人科を選びにくい傾向がありました。
論文情報
Mori, K., Komatsu, H., Sakaguchi, K., Dofutsu, M., Isobe, M., & Taniguchi, F. (2026). Factors Associated With Junior Residents' Choice of the Obstetrics and Gynecology Specialty: A Longitudinal Survey Based on 2025 Career Decisions. The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research, 52(8), e70428.
https://obgyn.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jog.70428
https://doi.org/10.1111/jog.70428
学術誌の情報
The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research
Impact Factor 1.7
Cite Score 3.0
Science Citation Index Expanded 収録