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台中科技大学商学院での「ビジネス・インサイト養成プログラム」の国際合同研修実施報告

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 9月13日~18日、台湾・台中科技大学において「ビジネス・インサイト養成プログラム(文部科学省補助金事業)」の国際連携実践科目「海外研修Ⅰ(台湾)」を実施しました。本研修には、本学経済学研究科の大学院生15名と台中科技大学の学生13名が参加し、日本、台湾、中国、フィリピン、インドネシア、インドなど、多国籍の学生が五日間にわたり英語による共同学習を行いました。

 五日間の研修は、台中科技大学商学院での二日間の英語講義と、三日間の企業・産業施設への訪問・見学で構成されました。研修期間を通じて国際共学を促進するため、参加学生を5~6人ずつ、計5組のマルチカルチャーチームに編成し、講義や企業訪問、グループディスカッション、最終報告会などの活動に取り組みました。

 台中科技大学では、グローバル競争戦略、ハーバード・ビジネス・ケーススタディ、文化と消費者行動、ビッグデータとAI、日本と台湾の保険産業など、多分野にわたる講義を受講しました。本学学生は、異なる講義スタイルを体験するとともに、台湾企業の海外進出の意思決定、台湾にとってのグローバル市場の重要性、データを活用した経営、AIのビジネスへの応用方法などについて、分野横断的に学びました。

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 台中滞在の三日目からは、Motex(華新醫材)、Asia Optical(亞洲光學)、TSMC Museum of Innovation(台積創新館)、Central Taiwan Science Park Bureau(中部科学園區管理局)、Come True Coffee(成真咖啡)を訪問しました。各企業の経営者や産業施設の説明により、次の価値創造に向けた事業構造の変革や企業の海外進出の意思決定、台湾半導体産業の競争力の源泉、台湾の産業発展を支えるサイエンスパークの役割と支援の仕組み、社会的企業による価値創造のメカニズム、従業員エンゲージメントの実現方法などを学びました。各訪問先では、学生がグループディスカッションを通じて課題解決に向けた多様なアイデアを提案するとともに、質疑応答では積極的に質問を行いました。

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 研修の最終報告会では、各グループが講義や訪問先での学び、台湾での体験を振り返り、単なる講義・訪問先の紹介にとどまらない横断的な考察を発表しました。それぞれの学生が異なる視点から研修を捉え、グループ内で意見を共有しながら、台湾の企業・産業や日本、世界とのビジネス上の違いについて多様性のある考察を深めました。

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 今回の研修では、講義で得た知識を実際のビジネスの現場と結びつけて考える貴重な学びの機会となりました。特に、台湾と日本の企業のビジネスモデルの共通点や相違点に気づくとともに、台湾経営者の企業家精神に共感し、競争力を支える産業集積や、社会的課題の解決と事業活動を結びつける取り組みについて多面的に考察する経験を得ることができました。さらに、国際共学は教室や訪問先だけにとどまらず、研修期間中、学生たちは自由時間にも観光や現地の食文化を楽しみながら交流を深めました。学生へのアンケートからは、「研修がとても有意義であった」、「異文化におけるビジネスを初めて考える機会になった」など、研修の成果を高く評価しています。

 講義、企業・産業施設への訪問、グループワーク、異なる文化や価値観を持つ学生同士の交流という多様な学びを通じて、参加学生にとって大きな刺激と成長の機会となった今回の研修。こうした貴重な学習機会を提供していただいた台中科技大学をはじめ、訪問を受け入れてくださった各企業・機関の皆さまに、心より感謝申し上げます。

滋賀大学大学院経済学研究科 陳韻如

■関連情報: 滋賀大学経済学研究科の大学院生15名が台中科技大學商学院でビジネス・インサイト養成プログラムの国際合同研修を始めました

■関連サイト: ビジネス・インサイト養成プログラム