滋賀大学経済学部・大学院経済学研究科には「5年一貫教育プログラム」があります。このプログラムには、3年間で学部卒業・2年間で大学院修了を目指す「学部早期卒業」と、学部の4年目から先取り履修を始めることで、4年間での学部卒業の後に1年間で大学院修了を目指す「大学院早期修了」の枠組みがあります。5年一貫教育プログラムを利用するためには成績が優秀である必要があります。

6月29日・30日に5年一貫教育プログラムを選択できる優秀な成績を収めている3年次生を「学修奨励賞」の受賞者として表彰いたしました。表彰式に続いて、経済学研究科長と現役「5年一貫教育プログラム」大学院生によって、5年一貫教育プログラムの説明が行われました。延べ54名の学生が参加いたしました。表彰式・説明会の後には、共催している経済経営研究所のはからいによって教員・学生がじっくりと懇談する場が設けられ、キャリアパスの一つとして大学院進学を真剣に検討する機会となりました。
表彰式・説明会は昼休みに、士魂商才館3階のセミナー室Iで行われました。開会の後にはすぐに表彰式となり、学修奨励賞を受賞した学生が一人ずつ宗野隆俊経済学研究科・副研究科長から賞状を受け取りました。

表彰式の後には、吉田裕司経済学研究科・研究科長から「5年一貫教育プログラム」についての詳しい説明がありました。背景として、現在は日本の大学院進学率が欧米より低いこと、文部科学省・中央教育審議会大学分科会・大学院部会では全国的に五年一貫教育を進めることを検討していることが紹介されました。

現役で5年一貫教育プログラムの修士2年次生である山下優貴さんからは、自身の体験を踏まえた5年一貫教育プログラムについての説明がありました。「大学で真面目に勉学に取り組んでいると、もっと勉強・研究をしたい気持ちが高まります、しかし早い人では3年生の春からの就職活動が始まってしまいます。この5年一貫教育は、私にはちょうど良い選択肢でありました。修士論文の研究取り組み、企業との共同研究参画、最先端での活動、などを学部・大学院の本来の6年間より1年間短縮して経験が出来ました。」

表彰式・説明会の後には、ラウンジで学生・事務職員・教員の間で懇談する機会が設けられました。とてもなごやかな雰囲気の中で、大学院進学を自身のキャリアパスの一つとして考えている学生のみなさんの熱い気持ちが伝わりました。参加した学生の中には、以前から大学院進学を考えていた方もいましたし、今回の表彰式・説明会から真剣に大学院進学を検討し始めた方もいました。


(後記: 吉田裕司) 今年初めてとなる本企画が円滑に進められたのには、能登真規子経済学部長、夏目慎也大学院係長、西村晃典教務係長、ならびに大学院係・教務係・経済経営研究所の職員・スタッフのみなさんのご協力・ご尽力のおかげであることをここで感謝を述べさせていただきます。
