経済学部

TOP経済経営研究所(ebrisk)■未来社会研究未来パラダイム研究班 ≫ 『放課後あそび場プロジェクト』(2024.9月)

『放課後あそび場プロジェクト』(2024.9月)

▷開催報告TOP

▷滋賀大学放課後あそび場プロジェクトTOP

2024年9月の開催報告

▷写真(20240919)

    • 日時:2024年9月19日(木)17:00~18:00
    • 場所:滋賀大学彦根キャンパス 新グラウンド
    • 対象:小学生30名(保護者の付き添いがあれば未就学児も可)
    • 参加料:無料(1 日スポーツ傷害保険込み)
    • 責任者:小倉 圭(オグラ ケイ)本学経済学部講師
    • 専門分野:スポーツ科学/コーチング

参加者:25名(うち6名初参加)

 開催日一週間前には参加の申込みが定員に達し、受付を締め切りました。当日は開始時間の2時間前に、地響きとともに暗雲が立ち込め激しい通り雨となりました。芝生に足を踏み入れると、かすかに雨上がりの蒸れた草の匂いがします。子どもたちが走り回っているうちに、胸につけた名前シールが汗で剥がれていきました。

 子どもの療育や放課後の活動を支援する事業所は県内にも多くあり、この日は大津と彦根から運営や指導に携わる見学者をお迎えしました。子どもとの接し方は心得たもので、積極的に運動あそびに参加する姿勢は学ぶところが多かったです。足を運んでくださったことに感謝するとともに、こうしたネットワークの広がりから情報交換が生まれ、新たな活動の可能性が拓けるように感じました。

 大縄跳びは、みんなで声を出してタイミングを合わせていきます。順番がやってくると一気に注目を浴びてドキドキワクワク。縄に飛び込んでいくには、勢いと落ち着きの両方が大事なようです。

 三角に置かれた赤、青、黄のトランポリンに、子どもたちの輪ができました。「いち、にー、さん」の次の4拍目で前の台へ飛び移るのですが、3台に対して子どもは4人。台から降りて地面でジャンプする「つなぎの動作」が自然に生まれて、誰も輪から外れることがありません。子どもたちはすぐにそのルールが気に入り、拍子に合わせて一体感を楽しんでいます。単調だったトランポリンがゲームに早変わり。豊かな発想に驚くばかりです。

 ボールの種類や一輪車など、新しいあそび道具も増やしていますが、初期から取り入れているトランポリンは特に未就学児に人気です。保護者のおひとりから、うちの子は「トランポリンに行くと言っています」との声もあるほど。

 新登場のバランスストーンは、大小さまざま、高さも違う三角ブロックです。片足で乗ったり足を揃えて留まったりしながら、「僕がいちばん高い!」と自慢げに体勢をキープ。足首や体幹が自然と鍛えられそうです。

 的当ては、低年齢層のパワーが炸裂。剛速球で軽快に打ち抜きます。的からどんどん距離を取って挑戦するので、投げ位置のコース取りが争奪戦になっています。

 フライングディスク、ティーバッティング、ミニサッカーなど、解放的なスペースで思い思いに楽しむ親子の姿も見受けられました。

日中の熱気を残したまま18時には日没を迎えます。季節は少しずつ進み、グラウンドの照明と会場をあとにする誘導ライトの赤い点滅が、暗がりに映えるようになりました。

 (事務局)

24975682.jpg


本ページに関するお問い合わせは

滋賀大学経済経営研究所

TEL : 0749-27-1047 FAX : 0749-27-1397 E-mail:ebr(at)biwako.shiga-u.ac.jp

★メールは(at)を@に変更して送信してください。