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『放課後あそび場プロジェクト』(2024.6月)

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2024年6月27日の開催報告

▷写真(20240627)

    • 日時:2024年6月27日(木)17:00~18:00
    • 場所:滋賀大学彦根キャンパス 野球場
    • 対象:小学生30名(保護者の付き添いがあれば未就学児も可)
    • 参加料:無料(1 日スポーツ傷害保険込み)
    • 責任者:小倉 圭(オグラ ケイ)本学経済学部講師
    • 専門分野:スポーツ科学/コーチング

 参加者:20名(うち4名初参加)

 梅雨入り後は天気予報も二転三転。今回は雨天に備えて屋内施設も準備しており、外か内かの会場決定には最後まで気を揉みました。結果、曇り空で踏ん張ってくれたおかげで、子どもたちは野球場一面に散らばってあそびを満喫。いつもの新グラウンドは芝生養生期間に入っています。

 「氷鬼」が進化した「バナナ鬼」。鬼にタッチされたら頭の上で両手を合わせて「バナナ」のポーズ。鬼から逃げている人に魔法を解いてもらおうと「助けて~」とあちらこちらから声が響きます。

 フライングディスクやミニサッカーをする親子もいます。時にはこうして一緒に体を動かすことで、お互いの腕前、成長を発見できることもあるようです。

 野球好きな子は思う存分ティーバッティング。ボールをあらゆる角度から狙って試し打ち。

 2度目の参加となった園児は、「どうしてそこで?」というような場所にしゃがみ込んで黙々と砂あそび。両手でグラウンドの砂をサーッと寄せ集めては山にしています。

 トランポリンは「箸休め」。気分転換または一旦リセットの役割です。あそび場のシンボルとしても欠かせないアイテムになっています。垂直の連続ジャンプから、他の子をまねて隣の台への飛び移りにも挑戦。間隔が少し離れているので、ジャンプのタイミングと着地の距離を合わせるのは意外と難しく勇気がいるのです。

 新規の2家族は、コーチ自らの広報活動が功を奏し、児童館に持ち込んだポスターや公開講座の野球教室からご縁がつながりました。

 解散後、「また来いよ」「絶対来る」と次の約束が交わされています。学生たちと離れがたくて交流の輪が解けず、いつまでたっても家路につけない子どもたちでした。

(事務局)

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2024年6月6日の開催報告

▷写真(20240606)

    • 日時:2024年6月6日(木)17:00~18:00
    • 場所:滋賀大学彦根キャンパス 新グラウンド
    • 対象:小学生30名(保護者の付き添いがあれば未就学児も可)
    • 参加料:無料(1 日スポーツ傷害保険込み)
    • 責任者:小倉 圭(オグラ ケイ)本学経済学部講師
    • 専門分野:スポーツ科学/コーチング

参加者:10名(うち2名初参加)

 薄曇りで少々蒸し暑い日。タイミングを見計らって、学生が子どもたちに水分補給を呼びかけました。

 新しく取り入れた「折り畳み式トンネル」も好評です。芝生に転がして腹ばいで潜り込んだり、たて型にしてすっぽりと姿を隠したり。どんな風に中で動いているのかわからないので、予想外の登場の仕方に周りがびっくりすることもあります。

 ミニサッカーは相変わらずの人気。軽やかに抜き去っていくドリブルが目を引きます。シュートを決める確率も高いですが、スーパーセーブも連発です。

 未就学児の運動量も相当なもの。両腕いっぱいにボールを抱えたまま逃げまわったり、コーンを次々なぎ倒したりと2歳の子でも驚くほど大胆に行動します。大きい子をまねようとなんにでも果敢に挑戦。周りの目が行き届いているので、適度に「無茶」も許せます。小学生は園児に、園児はさらに小さい子に対して「調子を合わせる」「大目に見る」といった寛容さを発揮。年下の子へのまなざしがとても頼もしく見えます。

 子どもたちは、真剣に向き合ってくれる大学生たちに信頼を寄せ、どんどん話しかけていきます。子どもたちからの「体当たり」アプローチに学生が引き込まれ、スペースだけでなく心の距離も縮まっていく様子です。

 昨今の大学生はとかく忙しいと言われますが、毎回「あそび場」には協力者が現れます。活動理念への共感、好奇心、社会貢献、隙間時間の活用など、参加の理由は様々に想像できますが、それ自体、コロナ禍がもたらした自己変革かもしれません。ここで発揮されている積極性が自信となって、将来につながることを願っています。

(事務局)


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