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『放課後あそび場プロジェクト』(2024.5月)

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2024年5月9日の開催報告

2024年5月23日の開催報告


2024年5月23日の開催報告

  • 日時:2024年5月23日(木)17:00~18:00
  • 場所:滋賀大学彦根キャンパス 新グラウンド
  • 対象:小学生30名(保護者の付き添いがあれば未就学児も可)
  • 参加料:無料(1 日スポーツ傷害保険込み)
  • 責任者:小倉 圭(オグラ ケイ)本学経済学部講師
  • 専門分野:スポーツ科学/コーチング

参加者:10名(うち2名初参加)

▷写真(20240523)

 曇りの予報ながら、夕方になって太陽がまぶしいくらいです。少し蒸し暑い日となり、子どもたちも学生もこまめな水分補給を心がけました。 

ケンケンパにやってきた子どもたちのために、コーチがリングを並び替えました。「赤だけ跳んでみよう」「青だけ行けそう?」と年齢に応じて声をかけると、子どもたちは「よし行くぞ」とやる気満々です。

 大縄跳びは3人同時のジャンプに大苦戦。「ひとりずつやったほうがいいんじゃないの?」とあきらめを口にする子がいましたが、「みんなで一緒に成功させよう」という学生の言葉に後押しされて、すこしずつ感覚をつかんでいきました。足元で縄を小刻みに縦に揺らす動きを加えると、気持ちの動揺で飛び越すことが難しくなります。変化をつけた新しい動きにもチャレンジしました。

 短距離のかけっこは、前向きにダッシュする子どもたちに対し学生は後ろ向き。子どもたちのあまりのすばしっこさに、学生たちもかないませんでした。

 何かの拍子に開脚をはじめた男の子がいました。予期しない能力を目の当たりにして、家でもやったことないのにと保護者が目を丸くしている光景も。

 コーチとの会話は、保護者のみなさんにとってもちょっとした特別な時間です。運動習慣へのアドバイスだけではなく、「足の筋肉が上手に使えていますよ」とのコメントも聞かれました。環境があれば子どもたちは勝手にあそんでくれるので、まずは地域住民にこの活動を知ってもらいたいというのがコーチの願いです。

 子どもたちは帰り際に、次もまた来たいと興奮気味に話してくれます。しかしながら、ご家族の都合やきょうだいの体調などで、急に参加できなくなることがあります。がっかりしないで、次の機会をまた楽しみにしてほしいです。

(事務局)


2024年5月9日の開催報告

  • 日時:2024年5月9日(木)17:00~18:00
  • 場所:滋賀大学彦根キャンパス 新グラウンド
  • 対象:小学生30名(保護者の付き添いがあれば未就学児も可)
  • 参加料:無料(1 日スポーツ傷害保険込み)
  • 責任者:小倉 圭(オグラ ケイ)本学経済学部講師
  • 専門分野:スポーツ科学/コーチング

参加者:11名

▷写真(20240509)

この日の最高気温は16度。週を通して寒暖差が激しく、参加者には寒さ対策を呼びかけていました。グラウンドを吹き抜ける風は強く冷たく、大きなバランスボールが勝手に転がってしまうほど。ただ、少しまぶしいくらいの日差しで寒さが和らぎ、脱いだパーカーを帰りに忘れそうになる子もいました。

 学校行事が重なる時期でもあり参加人数は少なめでしたが、その分あそび相手になる学生たちに目配り・気配りの余裕ができました。

 グラウンド一面に仕掛けられたカラフルなあそび道具の数々。お目当てのあそびに向かう動線上で、ついでにケンケンパしたりトランポリンでジャンプしたり、まるで障害物競走のようです。

 子どもたちは「小さい子用」「大きい子用」とあそび道具を使い分けたりしません。どのあそびに対しても、年齢は様々であっても、その子なりの挑戦方法を即座に見つけていきます。

 すでに身についている社会性に驚かされることもしばしば。的あてに向かって精一杯背伸びしている2歳児に、高い段の的を打ち抜かせようと小学生が世話を焼いている。そんな光景はなんとも微笑ましいものでした。

 時には、ちょっとした言い合いになることもあります。しかし会話から、相手の言葉遣いや行動の「どこがいけないのか」を、子どもは具体的に指摘していることがわかります。また、「自分はどうしたいのか」という気持ちを言葉で伝えることも上手です。前向きなコミュニケーションは大きな学びです。

 徒歩圏内では、子どもたち同士が誘い合わせてグラウンドに来るようになりました。安全面での配慮は欠かせませんが、付き添いなしの参加スタイルも歓迎しています。

(事務局)

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