経済学部・大学院経済学研究科

経済学研究科が台中科技大学商学院の協力で台湾試行研修を実施

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 滋賀大学大学院経済学研究科一行(教員3名、院生2名)は、台湾の国立台中科技大学の協力を得て、2025年9月開催予定のサマースクール(海外研修)に向けて試行研修(2025年2月24~27日)を実施しました。この海外研修は、文部科学省令和6年度「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業 国際連携型」に採択された「データ×アーツ×国際連携による新たな総合知に基づくビジネス・インサイト養成プログラム」の一環で実施するものです。

 一行は台中科技大学の陳同孝学長を表敬訪問した後、商学院(ビジネススクール)において歓迎セレモニーで迎えられ、商学院院長の李國瑋教授と滋賀大学経済学研究科長の岡本哲弥教授が相互に挨拶のスピーチを交わし、今回の研修に関する協定書に調印しました。その後、2024年秋学期に商学院に新設された国際英語コース(iOMBA:International Master of Business Administration in intelligent Operations Program)の最新の教室環境や英語による授業を視察しました。

photo  さらに、新竹サイエンスパークにあるTSMC(台湾積体電路製造)イノベーション博物館の見学では、集積回路、TSMCのビジネスモデル、創業者モリス・チャンなどについて学びました。続いて、中部サイエンスパーク管理局を訪問し、中部サイエンスパークについて説明を受けた後、広大なパーク内をバスで周り、施設や企業の建物を視察しました。サイエンスパークの敷地内の大学は企業教育や人材育成における産学連携を通じて台湾企業の国際競争力向上に寄与していると考えられます。

 今回の試行研修は、2025年9月に予定される研修本番に向けて良いシミュレーションとなりました。


国立台中科技大学HP
https://www.nutc.edu.tw/p/406-1000-121925,r17.php?Lang=zh-tw