リスク研究センター
ワークショップ2012/10/12
リスク研究センターワークショップ報告
リスク研究センターでは、10月12日、大学院ワークショップ(アジアの課題)において、リスク研究センター客員研究員の水野敏明博士をお招きし、「琵琶湖を取り巻く世界の環境問題」と題して、ワークショップを開催しました。 |
【大学院ワークショップ(アジアの課題)第1回】 司会:特任准教授 李連花氏 演 題:「琵琶湖を取り巻く世界の環境問題」 講 師:水野敏明博士(リスク研究センター客員研究員) 討論者:酒井泰弘名誉教授 日 時:10月12日(金)12:50~16:00 会 場:545共同研究室
|
【講演要旨】 リスク研究センターは滋賀大学の大学院生を主な対象に、リスクに関する連続ワークショップを設けています。今年のテーマは「アジアの課題」ですが、その第一弾として、2012年10月12日にリスク研究センター客員研究員の水野敏明氏による「琵琶湖を取り巻く世界の環境問題」という講演が行われました。水野氏は世界自然保護基金ジャパンで働らかれた経験があり、今回は生物多様性条約、琵琶湖の生態系、そして放射線汚染と水リスクなどについて、豊富な資料を用いながら説明されました。また、討論者である本学名誉教授の酒井泰弘先生から、リスクの定義や分類、琵琶湖周辺の歴史や生態、そして持続可能な経済や社会のあり方について議論していただきました。受講した院生はアジアからの留学生がほとんどでしたが、アジアにおける経済成長と環境保全の矛盾を中心に活発な議論が行われました。経済を専門とする学生は環境問題に触れる機会が少ないだけに、身近な琵琶湖の歴史と生態系を知り、原子力や環境汚染問題について考える良い機会になりました。 (文責:李 蓮花) |
滋賀大学経済学部附属リスク研究センター事務局 このホームページに関するご意見・ご質問は 滋賀大学リスク研究センター TEL:0749-27-1404 FAX:0749-27-1189 E-mail:
までお願いします。 |