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リスク研究センターでは、11月30日、大学院ワークショップ(アジアの課題)において、京都大学大学院文学研究科准教授の安里和晃氏をお招きし、「アジアにおけるケア労働をめぐる人の国際移動」と題して、ワークショップを開催しました。 |
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【講演要旨】 11月30日に、リスク研究センターの連続ワークショップ「アジアの課題」の第四弾として、京都大学大学院文学研究科の安里和晃准教授をお迎えし、「アジアにおけるケア労働をめぐる人の国際移動」と題した講演が行われました。安里氏は、長年アジアにおけるケア労働者の国際移動を調査・研究してきた経験を踏まえ、豊富なデータや写真を交えながら、高齢化にともなうケア圧力の増大、外国人ケア労働者をめぐる送出国の戦略、受入国の政策の差異、さらにケア労働者の雇用を通じた家族主義の強化やケアレジームについて講演されました。後半の討論では、日本における家族規範の変化や外国人にとって住みやすい国の条件、ケア労働者と人権などについて活発な議論が行われました。 (文責:李 蓮花) |
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