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10月24日から3日間長浜ドームで開催されたびわ湖環境ビジネスメッセにて、滋賀大学経済学部附属リスク研究センターは、下記のセミナーを開催いたしました。
【大慶圏の経済と投資環境】
講演：李商準氏（大慶圏広域経済発展委員会主席研究員）
通訳：金秉基滋賀大学経済学部准教授
司会：久保英也リスク研究センター長
日時： 2012年10月24日（水）13:40-14:40
会場：滋賀県立長浜ドームセミナー室2
（びわ湖環境ビジネスメッセ2012会場内）
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【講演要旨】
10月24日（水）に、びわ湖環境ビジネスメッセにおいて滋賀大学リスク研究センターが提供する連続セミナーの一つとして、大慶圏広域経済発展委員会の主席研究員である李商準氏に講演いただきました。韓国の経済現況やビジネス環境についてまず説明が行われた後、大邱広域市と慶尚北道の投資優遇政策について紹介いただきました。大慶圏（大邱市と慶尚北道）には、経済自由区域や色々な産業団地が造成されており、東レや旭硝子などの日本企業はもちろん欧米のグローバル企業もたくさん進出しています。サムスンやLGなどの国内の優秀な企業も多く立地している地域です。日本企業がこの地域に進出する理由としては、安い賃金を求めて進出する従来の戦略ではなく、優秀な人材の確保や低費用で安定した電力供給、低い法人税率などのコスト面でのメリット、また韓国は欧米などと自由貿易協定を結んでいるので制度的な面でのメリットをあげることができると述べられました。
最後に「国際グリーンエネルギーEXPO 2013」が来年の4月に大邱広域市で開催されますが、環境やエネルギー分野での日韓企業の交流が活発に行われることを期待しますということで講演を終わりました。 (文責 経済学部 金秉基)
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