深牧　仁美　（情報管理学科）
　　　　2021年3月卒業　JAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職

世界進出を見据えた学生生活

　私は、幼少の頃から８年間オランダで過ごしました。大学では入学時にグローバル人材育成コースに選抜され、2年間、英語学習や留学生との異文化交流に力を注ぎました。3年次からは学内最難関といわれるゼミに所属し、志が高く個性豊かな仲間達と日々切磋琢磨しながら、財務経理の専門性を鍛えました。ここでの出会いや学びは人生の宝ともいえるものとなり、私の価値観や進路決定に大きく影響を与えてくれました。

国際協力の現場へ

　３年次の内閣府国際交流事業「世界青年の船」に日本代表青年として参加したことをきっかけに国際協力に興味を持ち、国内外でさらに知見を広めるために1年間の休学を決めました。まずは、カンボジアでは土産物店でインターンシップに参加し、現地の同年代の人々と雇用問題や教育問題などについて議論を重ねました。その後は国内のNPO法人で難民支援に関わる広報業務に取り組み、難民問題の認知啓発に努めました。

Have your vision from Space!（宇宙的視野を持て）

　遠い存在のように感じる他国の人々も、宇宙から見れば皆同じ地球人です。人類の地球外移住も現実的になりつつある今、地域や国レベルだけでなく、宇宙的視野を持って物事を見ることができる人間になることが私の目標です。就職後はJAXAの職員として、世界における日本の宇宙開発のプレゼンス向上と、平和的な宇宙空間利用の推進に貢献していきたいと考えています。