経済学部・大学院経済学研究科

経済学部学生がラオス国立大学で交流活動を行いました。

photo  9月22日~27日、経済学部金ゼミの学生18名がラオスを訪れ、現地の大学生や小学生と交流活動を行いました(以下、ラオスプロジェクト)。ラオスプロジェクトは2011年から毎年行ってきた活動で、今年が13年目になります(新型コロナの影響により1年は中止、1年はオンラインで実施)。学期中のゼミでは、貧困問題、国際開発、SDGsなどについて学び、夏休みに課外活動としてラオスプロジェクトを行っていますが、現地では主に3つの活動をします。①ラオス国立大学での学生交流活動、②農村部にある少数民族の小学校での支援活動、③現地企業やJICA(国際協力機構)、JETRO(日本貿易振興機構)の訪問。

 今年のラオス国立大学での交流は、一日目は現地の大学生と異文化理解を目的としてお互いの伝統料理をつくる活動を行い、二日目は、途上国の教育事情についてディスカッションを行いました。また、SDGsの「4.質の高い教育をみんなに」の進捗状況を数量分析するためにラオスの教育事情に関するアンケート調査を実施しました。

 また都市部の小学校と農村部の小学校を訪問し、児童に石鹸を使った手洗いを教えるという衛生と健康に関する活動をしました。その後、けん玉や折り紙をして大学生と児童が楽しい時間を過ごしました。さらに農村部の小学校では、未だに文房具が不足しているところが多いので、滋賀大学経済学部近隣の小学校で集めた、古着、文房具、お菓子、石鹸などを贈呈しました。

 企業訪問は、今年はラオスに進出しているJICAを訪問し、ラオス開発援助の取り組みについて説明を聞き、日本政府の国際協力について学びました。

ラオス小学校(児童と遊ぶ)
ラオス小学校(折り紙)
ラオス小学校(児童と昼食)
ラオス大学(学生交流)
ラオス大学(伝統料理)
ラオス大学(料理)