経済学部

企画展「経済経営研究所百年紀―彦根高商に始まる、教育、調査、研究の1世紀―」第1期「教育と修学の百年」ギャラリートークを開催

しがだい資料展示コーナー企画展「経済経営研究所百年紀―彦根高商に始まる、教育、調査、研究の1世紀―」の第1期「教育と修学の百年」に関連して、7月7日(金)に監修の阿部安成教授によるギャラリートークが開催され、14人のギャラリーが昼休みのひとときを過ごしました。

第1期の展示は、「教育と修学の百年」に光をあて、彦根高等商業学校のシラバスにあたる『教授要目』と、学校の概要を載せた『学校一覧』、経済経営研究所が目録を作成し保管している卒業論文や修士・博士論文を展示しています。

img 阿部安成教授は、彦根高等商業学校時代に提出された「アダム・スミスと経済学」という論文の現代における評価(御崎加代子教授からの教示を得て)や、これを書いた生徒がその後たどった人生など、エピソードとして紹介され、「このように現在の私たちが当時の「教育」を思い起こすことができるのは、100年にわたり、これらを残そうと努力してきた経済学部や経済経営研究所の人たちの力によるところが大きい」と話されました。

また、中央展示ケースに置かれた1943年当時のキャンパスを再現したジオラマは、たいへんな人気で、一同、心ゆくまで語らい、楽しみました。


しがだい資料展示コーナー企画展「経済経営研究所百年紀―彦根高商に始まる、教育、調査、研究の1世紀―」は、今後、2回の展示替えを行い、来年の3月まで開催しています。
https://www.econ.shiga-u.ac.jp/ebrisk/2020/Collections/folder2708/100thkikaku.html