経済学部

企画展「英国人画家パーソンズが描いた明治中期の彦根・米原・長浜」:10月2日~3月29日

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滋賀大学総合研究棟〈士魂商才館〉しがだいがく資料展示コーナーにおいて、企画展「英国人画家パーソンズが描いた明治中期の彦根・米原・長浜」を開催します。

イギリス人水彩画家アルフレッド・パーソンズAlfred Parsons(1847-1920)は、1892年(明治25年)に来日し、早春から晩秋にかけて日本各地を旅行しながら、日本の植物と風景を組み合わせた水彩画を数多く描きました。パーソンズは、のちに英国オールド・ウォーターカラー・ソサエティの会長を務めることになる画家であり、また庭園の設計家としても活躍した人物です。さらに、彼は、日本の美術界にとって、明治中期以降、三宅克己、大下藤次郎、丸山晩霞を初めとする日本の水彩画家たちに大きな影響を与えた点でも忘れることのできない芸術家です。

パーソンズは、明治25年の5月19日から約1か月間、彦根に滞在し、5月末まで楽々園・地震の間に宿泊し、城山に登ったり玄宮園を描いたり、また、芹川で行われていた競馬や、街中で興行されていた馬芝居を見物しています。その後、6月19日まで天寧寺にホームステイして、境内や裏山で出遭ったツツジやササユリ、ノイバラなどの植物、寺から眺めた琵琶湖の夕景色などを描き、寺の家族とも親しく交流しました。

秋には、米原に宿をとって青岸寺の庭を描いたり、長浜まで出かけて曳山祭を見物し、祭りの様子を詳細に記録しています。

帰国後に発表した日本紀行文 Notes in Japan (単行本、1896年刊)において、パーソンズは、彦根・米原・長浜のその当時の景観、そして人々の暮らしなどを、写実的な水彩画・スケッチと細やかな文章とで生き生きと描写しています。

本展示では、明治中期における上記の3つの町の風景、植生、人々の生活ぶりなどを、Notes in Japan に多数収録されているパーソンズの精妙な画、また彼が綴った克明な文章、その他の関連資料によって紹介します。 展示は、以下のとおり、3期に分けて行います。

企画展「英国人画家パーソンズが描いた明治中期の彦根・米原・長浜」

第 1 期:2018 年 10 月 2 日~ 11 月 30 日
 「明治25年の彦根(Ⅰ)-玄宮楽々園、彦根城、レンゲソウ畑、芹川での競馬、馬芝居」

第 2 期:2018 年 12 月 4 日~ 2019 年 1 月 31 日
 「明治25年の彦根(Ⅱ)-天寧寺、十六羅漢像、ササユリ」

第 3 期:2019 年 2 月 4 日~ 3 月 29 日
 「明治25年の米原と長浜 -曳山祭、青岸寺、旅芝居の座長」

  • 場所: しがだい資料展示コーナー
       (滋賀大学彦根キャンパス総合研究棟〈士魂商才館〉1階)
  • 期間: 2018年10月2日(月)~2019年3月29日(金)
        ※土曜・日曜・祝日は休館 、12 月 27 日~ 1 月 3 日は休館
  • 時間: 9:00~17:00
  • 入場無料

問合せ先
滋賀大学経済経営研究所
〒522‐8522彦根市馬場1-1-1
Tel. 0749-27-1047
E-mail ebr@biwako.shiga-u.ac.jp