夏季休暇学生懸賞論文の表彰式と報告会を行いました。

懸賞論文の募集は、彦根高等商業学校研究部が昭和4年度から行い、滋賀大学経済学部にも受け継がれました。毎年、夏季休暇に募集し12月に発表、1月に表彰式を行っています。近年は募集枠を卒業生にも広げ、英文でも投稿できるようになりました。今年度は、3編の応募があり2編が入賞しました。

3席に入賞した井手清香さんは社会人です。自分の経験をもとに「大卒女子が25歳で出産するために必要な環境」と題した論文を書き、審査員から問題設定の面白さや主張が明確であることを評価されました。

佳作の大学院博士前期課程、孫綺蔚(そんきい)さんは、「東アジアの地域経済統合と直接投資」について書きました。地域経済協定の歴史やアジアにおける地域経済統合の動きを丁寧に拾っていると評価されました。
