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12月16日、リスク研究センターでは、韓国啓明大学校社会科学大学長の柳建佑（Ryu Geun Woo）博士をお招きしてセミナーを開催しました。
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2010年12月16日に韓国啓明大学 柳社会科学大学学長が滋賀大学を訪問され、リスク研究センター主催のセミナーで「韓国の電子貿易の現状と日韓間の協力課題」と題し、講演をいただきました。
現在、アジア各国は貿易信用状や通関書類、物流書類などの電子データ化、ペーパーレス化を進めています。韓国はその先進国として、「Utrade Hub」という国家的なシステムを立ち上げ、貿易にかかわる繁雑な書類をペーパーレス化しています。また、各国システムの国際化を進めるために標準化の動きが加速しているとの報告がありました。会場には教員3名も参加し、国際経済、リスク管理の観点から多様な議論がなされました。会場にいた大学院生も「修士論文のテーマとして考えている分野なので、多くのヒントをもらった」との意見もありました。内向きな議論が多い日本を変えるためにもリスク研究センターは今後とも同大学と共同研究の推進、留学生の交換などを積極的に進めたいと考えています。（文責：久保英也）
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