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リスク研究センターでは、8月1日(木)、環境プロジェクトの一環として、森林生態ワークショップ第2回を開催しました。
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【概要】
第2回森林生態ワークショップは2013年8月1日(木)15:00より、彦根キャンパス326演習室にて開催した。今回のワークショップではまず、リスク研究センター・環境総合研究センターによる共同プロジェクト「古代湖びわ湖を育む滋賀の森林生態系の保全とリスクファイナンス」の研究方法・研究項目などについて確認するとともに、学内外の研究協力者を中心とした討議がおこなわれた。特に生態系の価値評価のための最適化手法を確認するとともに、高橋卓也氏(滋賀県立大学・准教授)より実証分析対象地(滋賀県犬上郡多賀町)の基本状況などが報告された。
また、ワークショップ後半では吉本敦氏(統計数理研究所・教授)より、外来種の侵入を考慮した森林管理の最適化について最新の理論モデルの報告がおこなわれた。最後に全体の報告・討論を受けて今後の研究活動について確認をおこなった。分析手法の詳細については、統計数理研究所において今後さらなる検討を深めることとした。
今回のワークショップは公開形式でなくごく小規模なものであったが、共同研究の具体的な検討課題について非常に活発な議論がおこなわれた。今後の研究の進展にともない、公開形式のワークショップなどにより成果の発信等をおこなっていきたい。 (文責 田中勝也)
左から田中勝也准教授、久保英也教授 | 左から高橋卓也滋賀県立大学准教授、水野敏明客員研究員、木島真志琉球大学准教授 |
吉本敦統計数理研究所教授 | 参加者 |
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