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森林生態ワークショップ2013/5/9

森林生態ワークショップ

リスク研究センターでは、5月9日(木)、環境プロジェクトの一環として、森林生態ワークショップを開催しました。


日時: 5月9日(木)14:30~17:30
会場: 第2校舎棟 545共同研究室

 【報告1】
        タイトル:京都市におけるソヨゴ林拡大の可能性:
                       広葉樹林の持続的管理を考える
        報告者:長島啓子氏(京都府立大学・助教)
 【報告2】
        タイトル:土地利用・森林資源管理における
                       空間シミュレーションモデルの応用
        報告者:木島真志氏(琉球大学・准教授)
 【報告3】
        タイトル:森林生態系評価に対する時空間最適化モデルの展開:
                分断・集約・持続性を踏まえて
        報告者:吉本敦氏(統計数理研究所・教授)
 【報告4】
        タイトル:森林の生態系サービス支払いはどうすれば可能になるか?
                水源林管理・森林認証などを事例として
        報告者:高橋卓也氏(滋賀県立大学・准教授)
【司会】 田中勝也(環境総合研究センター・准教授) 久保英也(リスク研究センター長)

【報告概要】  森林生態ワークショップは2013年5月9日(木)の14:30より、彦根キャンパスの545演習室にて開催した。まず長島啓子氏(京都府立大学・助教)より「京都市におけるソヨゴ林拡大の可能性:広葉樹林の持続的管理を考える」と題して、京都市内におけるナラ枯れとソヨゴ林拡大の関係性についてフィールドおよびGIS分析の結果が報告された。次に木島真志氏(琉球大学・准教授)より、「土地利用・森林資源管理における空間シミュレーションモデルの応用」と題して、森林資源の適正な管理にむけた空間的なシミューレーション分析手法の最新成果の報告がおこなわれた。 ワークショップ後半では、吉本敦氏(統計数理研究所・教授)より「森林生態系評価に対する時空間最適化モデルの展開:分断・集約・持続性を踏まえて」という演題で、持続的な森林管理にむけた諸問題における最適化手法の構築について、理論と実証を交えた報告がおこなわれた。最後に高橋卓也氏(滋賀県立大学・准教授)より「森林の生態系サービス支払いはどうすれば可能になるか?水源林管理・森林認証などを事例として」と題して、森林管理にむけた生態系サービスの支払制度(PES)を実現するための諸条件や、そのために必要な研究課題などの報告がおこなわれた。 今回のワークショップでは多くの聴衆にも恵まれ、各報告後の質疑応答も非常に活発であった。そのため予定の時間を大幅に超過してしまったが、この点は司会として反省したい。また、今回のワークショップは経済学部の教授会と重なってしまい、学内の参加者が少なかったことは大変残念であった。日程調整上やむを得ない措置であったとはいえ、更に実り多いワークショップにむけて次回以降は是非改善したい。(文責 田中勝也)
長島先生 木島先生
長島啓子京都府立大学助教 木島真志琉球大学准教授
吉本先生 高橋先生
吉本敦統計数理研究所教授 高橋卓也滋賀県立大学准教授
司会の田中准教授 ワークショップの様子
司会の田中准教授 ワークショップの様子
    
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