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森林生態ワークショップ2014/1/24

リスク研究センター森林生態ワークショップ報告

リスク研究センターでは、平成26年1月24日(金)、環境プロジェクトの一環として、森林生態ワークショップ第4回を開催しました。


  日時:平成26年1月24日(金)14:00~17:00 
  会場:滋賀大学彦根キャンパス 校舎棟第8講義室(遠隔講義室)
〈報告1〉
	演 題:多賀町における整数計画法による森林計画の試み
	報告者:高橋卓也氏(滋賀県立大学・准教授)
〈報告2〉
	演 題:持続可能林業と地域活性化とに果たす
              木質バイオマスエネルギーの役割に関する考察
	報告者:木村道徳氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)
  司会:田中勝也(環境総合研究センター・准教授)
        久保英也(リスク研究センター長)

【講演概要】
第4回森林生態ワークショップは2014年1月24日(金)14:00より、経済学部遠隔講義室(校舎棟2F)にて開催した。今回のワークショップではまず第1報告として、高橋卓也氏(滋賀県立大学・准教授)より「多賀町における整数計画法による森林計画の試み」と題して、効率的で持続可能な林業にむけた、整数計画法にもとづく分析手法の開発状況について報告がおこなわれた。分析は滋賀県多賀町の森林簿にもとづく、小林班を単位とした施業スケジュールを制御するものであり、森林の多面的機能(水源涵養、生物多様性の保全、など)も考慮した最適化分析の確立が期待される。
また第2報告では、木村道徳氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・研究員)より「持続可能林業と地域活性化とに果たす木質バイオマスエネルギーの役割に関する考察」と題して、木質バイオマスを取り巻く国内の現状、技術革新や普及にむけた制度設計などについて報告がおこなわれた。これは第3回ワークショップで報告されたものであるが、前回の議論を踏まえ、滋賀県における適用可能性や今後の事業展開など、より地域に則した観点から報告・ディスカッションがおこなわれた。
これらの報告を踏まえ、次回ワークショップでは森林生態保全における金融・ファイナンス的手法に焦点をあてた内容で開催する予定である。(文責 田中勝也)
高橋卓也氏 木村道徳氏
高橋卓也氏
木村道徳氏
司会の久保教授(左)と田中准教授(右) ワークショップ風景
司会の久保教授(左)と田中准教授(右)
ワークショップ風景


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