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労働者代表制度と団結権保障

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書誌情報

【書名】労働者代表制度と団結権保障

【著者】大和田敢太

【ISBN】ISBN978-4-7972-5861-5

【出版年月日】2011.3.24

【頁数】303ページ

【定価】9,800円+税

【出版社】信山社

各種労働者一般代表の選任・基準の実態分析

労働者代表制度をめぐる議論の中で労働委員会委員や審議会委員など行政機関に対する労働者代表の問題は、適切な位置づけを与えられてこなかった。労働組合は誰を代表するのか。企業内組合の労働条件設定機能との関係で議論されてきた事情がある。組合員だけの代表には問題がある。企業を越えた代表性という発想にならないと真の労働者側代表にはならない。ここでいう労働者の範囲は狭いので代表性に一石を投じる。


【目 次】

はじめに

労働者代表制度委員の選出制度の動向と本書の課題

(1) 政治課題化することの意味

(2) 月額報酬裁判の意味

(3) 三者構成制度をめぐる議論の意味

(4) 労働者委員任命をめぐる動向

第一章 ILOにおける労働者代表と団結権保障

(1) 団結権保障における三者構成と労働者代表の意義

(2) 日本労働者代表選出問題と団結権保障

第二章 労働行政における労働者代表の選出のあり方

(1) 労働者委員選出における推薦制度の意義

(2) 労働者委員選出の実態と課題

第三章 労働委員会委員の選出制度の実態と課題

(1) 労働者委員選出制度の意義と推薦制度

(2) 労働委員会委員の選出制度の実態

(3) 中央労働労働委員会委員の選任の実態

(4) 労働委員会労働者委員の推薦制度の権利性:判断動向分析

第四章 情報化と団結権:労働組合法と情報化:サイバーレイバーローの可能性

(1) 労働関係におけるサイバー化:労働者を主体として

(2) サイバーレイバーローの先例的事例

(3) サイバーレイバーローの可能性


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