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企画展「初期の『パンチ』誌を飾った5人の挿絵画家たち」

開催期間 

2018年4月2日(月)~ 6月29日(金)


※画像をクリックするとパンフレットがご覧いただけます。

ごあいさつkikaku_punch.png

 1830 ~ 40 年代の英国では、ディケンズの挿絵入り小説の人気や、挿絵入り新聞『イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ』、漫画・漫文雑誌『パンチ』の刊行とともに、挿絵入り小説・ジャーナリズムの一大隆盛期が始まる。
 書物が一部の限られた人々だけのものであった時代から、書物(読書体験)の大衆化の時代へ。広範な読者層に支えられた挿絵入り出版物の人気は、イメージの時代の到来を告げるすぐれて近代的な現象の一つであった。
 この企画展では、挿絵画家のうち、J. リーチ、R. ドイル、Ch. キーン、J. テニエル、G. デュ・モーリエの5 人を取り上げる。
 挿絵入り出版ジャーナリズムの勃興期から隆盛期にかけて活躍した厖大な画家たちのなかから 、『パンチ』誌で活躍し人気を博したこの5 人は、いかなる挿絵を描いたのか、その一部分をこの企画展では紹介する。


監修:谷田博幸(滋賀大学教授、美術理論・美術史)


関係図書
『ヴィクトリア朝挿絵画家列伝 ―ディケンズと『パンチ』誌の周辺』(図書出版社)1993
『ロセッティ ―ラファエル前派を超えて』(平凡社)1993
『極北の迷宮 ―北極探検とヴィクトリア朝文化』(名古屋大学出版会)2000
『図説ヴィクトリア朝百貨事典』(河出書房新社)2001, 2017 
『唯美主義とジャパニズム』(名古屋大学出版会)2004      
『ヴィクトリア朝英国と東アジア』(思文閣出版)共著 2006 など。


会期の様子 

講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子

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