経済学部

TOP経済経営研究所(ebrisk)■収集資料&デジタルアーカイブ検索システムしがだい資料展示コーナー企画展 ≫ 企画展「近江酒造家の情熱と行動力」

企画展「近江酒造家の情熱と行動力」

開催期間

 7月5日(火)~12月23日(金)


Gallery Talk

▷ 開催日:9月9日(金)、9月29日(木)、10月6日(木)、10月17日(月)

8月17日(水)、7月19日(火)、7月5日(火) 盛会のうち終了しました

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▷ 開催時間:各回12:10~12:30(20分程度)

▷ 定員:各10名 (メールもしくは電話にて事前申し込み要)


PRESS

2022.8.22 ZTVコミュニティチャンネルに取り上げていただきました。

2022.8.17 石田敬三氏(松瀬酒造株式会社杜氏)x小野善生教授によるスペシャル対談を開催しました。

2022.7.8 【掲載】企画展「近江酒造家の情熱と行動力」 中日/滋賀彦根新聞に掲載 (★掲載記事はこちら

2022.6.27 【開催案内】企画展「近江酒造家の情熱と行動力」


ごあいさつ

 しがだい資料展示コーナー企画展は、今回は経済学部の小野善生教授の研究を取り上げます。小野善生教授は、リーダーシップやモチベーションといった組織で働く人々の行動を研究対象とする組織行動論が専門です。主たる研究領域は、経営者や管理者のリーダーシップです。小野教授のリーダーシップ研究の特徴は、リーダーについていく人達、フォロワーの視点を重視したリーダーシップのあり方について研究を積み重ねています。

その研究方法は、フィールド・ワーク、とりわけ現場で活躍するリーダーとフォロワーの語りを分析対象にすることにより、コンテキスト(状況、前後関係、背景)を重視した質的分析による経営学の論文として昇華していく作業は、小野善生教授の真骨頂でもあります。

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 昨今、小野教授は、高級地酒製造販売に事業転換する中小酒造業に注目し、その経営者の変革行動について滋賀県と高知県の酒蔵を対象としたフィールド・ワークを通じて明らかにしようとしています。近年ブームとなっている地酒について、その経営手法とはいかなるものか、そもそも日本酒とはいかなる酒でどのような業界なのか、研究者のみならず日本酒に関心のある人ならば興味を持つようなユニークな研究をされています。

 今回は、2018年と2019年に発表された2編の論文を取り上げ、その研究の一部をご紹介します。       


監 修

小野 善生(滋賀大学経済学部 教授)

1974年京都生まれ。

1997年滋賀大学経済学部卒業。

2003年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)取得。

20034月滋賀大学経済学部助手

2017年から教授

専門は、組織論、リーダーシップ論、組織行動論、経営管理論、経営学。

本展示の論文

「酒造業経営者の企業家行動 滋賀県の日本酒メーカーにおける事業変革に関する研究」『滋賀大学経済学部研究年報』Vol.252018

「酒造業経営者の変革行動 滋賀県と高知県の中小酒造メーカーの事業変革に関する研究」『滋賀大学経済学部研究年報』Vol.262019


 スペシャル対談

石田敬三氏(松瀬酒造株式会社杜氏)x 小野善生教授によるスペシャル対談を開催しました。

20220817.png日時:2022年8月17日(水)13:00 ~ 14:30

定員:30 人(参加費無料・要事前申込)

会場:セミナー室 1 (滋賀大学彦根キャンパス総合研究棟〈士魂商才館〉3F)

参加申し込み:電話またはメール


 8月17日に企画展「近江酒造家の情熱と行動力」の関連イベントとして、滋賀県を代表する銘酒「松の司」を醸す松瀬酒造株式会社の石田敬三杜氏をお招きしてスペシャル対談を実施しました。

 対談では、「なぜ杜氏を目指そうとしたのか」、「従来の杜氏と現在の杜氏の違い」といった杜氏にまつわる話題、「松の司」の酒造りの特徴および料理とのマッチング、さらには、昨今の清酒業界に関する考えなど、様々な話題をざっくばらんに語り合うという形式で進められました。

 対談の内容としては、石田杜氏の酒に対する思いだけではなく、水や米、そして、食への深い造詣に裏付けられた知的好奇心を刺激するものでした。石田杜氏によると、杜氏の仕事はチームを率いて酒造りを主導することであり、職人という側面もさることながら、チームリーダーの側面もあるとのことでした。酒造りについては、昨今における中小の酒造業においては吟醸酒をはじめとする付加価値の高い酒を造ることにシフトしており、その中でいかに棲み分けできるかが重要であるとされています。この点に関して、石田杜氏は、酒蔵が位置する土地の特性を活かした本質的なものからぶれず高品質な酒づくりを目指すことが大事であるとの見解を示しました。とりわけ、水について、どのような地層から汲みだした水によって日本酒にしたときの味のふくらみは全く異なるという話は大変興味深い内容でした。

 対談の終盤では、参加者との質疑応答の時間を設けました。フロアからは、酒造りに関する質問から昨今の注目されている地酒を活かしたまちづくりに関する質問まで、日本酒にまつわる様々な観点からの質問がありました。それぞれの質問に対して、石田杜氏は独自の視点から回答され、質疑応答の時間も大いに盛り上がりました。また、今回のスペシャル対談の模様は、中日新聞の地元欄にも大々的に掲載され、ケーブルテレビ局のZTVでも放送されるなど、地域社会において注目されるものとなりました。

(文責:経済学部 企業経営学科 教授 小野 善生)

講演会の様子
石田敬三杜氏(松瀬酒造株式会社)
講演会の様子
監修の小野善生教授
講演会の様子
会場風景
講演会の様子
対談風景

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