経済学部・大学院経済学研究科

経済学部学生が佐和山小学校で出前授業を行いました。

img  2025年7月4日、金ゼミナールの学生たちは彦根市立佐和山小学校を訪問し、SDGsとラオスに関する出前授業を実施しました。本授業は、2025年9月に予定されているラオスでの学生交流に先立ち、日本の小学生にもSDGs 1とSDGs 4、そしてラオスという国への関心と理解を深めてもらうことを目的に行われたものです。

 授業では、はじめにラオスの地理や文化といった基本的な情報を紹介し、その後、事前学習を通じて得た教育・経済・インフラ整備などの現状についてプレゼンテーションを行いました。特に、農村部の学校環境や日常生活の様子については、日本との違いに触れながら、写真やエピソードを交えて紹介したことで、児童たちは強い関心を示していました。

 また、ラオスの子どもたちの学校生活や遊びに関するクイズを取り入れることで、児童が楽しみながら異文化への理解を深められるよう工夫しました。授業の最後には、「豊かさとは何か?」をテーマに、児童がラオスの子どもたちに向けた絵を描く活動も行われ、創造的な学びの時間となりました。

 児童からは「ラオスについて初めて知った」「実際に行ってみたい」といった声が寄せられ、本授業は異文化理解の第一歩として大きな意義を持つものとなりました。

 金ゼミナールでは、9月のラオスプロジェクトに向けて、引き続き現地の課題や文化に関する理解を深め、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な学びを展開してまいります。

文責:横山 倫太郎

関連ページ

佐和山小学校HP(7月4日記事)

佐和山小学校HP

参考ページ

昨年のラオスプロジェクト記事
経済学部学生がラオス国立大学で交流活動を行いました。