経済学部・大学院経済学研究科

滋賀大学海外協定校のレンヌ大学(フランス)研究者との共同研究論文が国際学術誌「 Japan and the World Economy」に掲載されました

photo 2022年度・2023年度に採択された滋賀大学学長裁量経費の助成を受けて、 滋賀大学と交流協定のあるレンヌ大学(フランス)のFabien Rondeau准教授と経済学部・ 吉田裕司教授との共同研究論文「Global value chains and exchange rate pass-through into the import prices of Japanese industries」が国際学術誌「Japan and the World Economy」に掲載されました。 また、滋賀大学とElsevierの契約に基づき本研究論文はオープンアクセスとなり、無料で閲覧・ダウンロードが可能です。

論文概要: 世界経済のグローバル化が進み、一つの製品が出来上がるまでに様々な国での生産過程を経るグローバル・バリュー・チェーンが重要視されています。本研究では、日本への輸入品に占められている日本国内付加価値が高いほど、その製品の輸入価格は為替レートの変化の影響を受けにくいことを理論的に示して、また産業別輸入価格指数のデータによって実証的にも正しいことを示しました。

論文リンク先:
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0922142525000039?via%3Dihub#aep-article-footnote-id1

  本研究論文は、滋賀大学学長裁量経費、科研費( 19K01673, 22K18527, 23H00836)の支援を受けています。

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