経済学部

経済学部・吉田裕司教授がレンヌ大学で開催された第10回 IMAC Workshopにて研究報告を行いました。:9月26日

photo 2018年より滋賀大学の国際交流協定校であるフランスのレンヌ大学にて、経済学部の吉田裕司教授が国際ワークショップ第10回 IMAC Workshopにて9月26日(木)に研究報告を行いました。

報告者は招聘された5名で、 Nicolas Groshenny(Le Mans Universite、仏)、吉田裕司 (滋賀大学)、Karen Jackson (Westminster University、英)、Gauthier Vermandel (Universite Paris-Dauphine、仏)、Lorenza Rossi (Lancaster University, 英)でした。

photo 報告内容は、Groshenny氏が6か国の金融政策ショックを小国モデルSVARの手法にて識別する研究、吉田氏が財務省の個票データを用いたインボイス通貨別の輸出為替レートパススルーの研究、Jackson氏がメタアナリシスの手法を用いた世界不確実性が経済成長に与える影響の研究、Vermandel氏がCO2排出をケインジアンモデルに取り込んだマクロ分析の研究、Rossi氏がインフレターゲットの構造ショックを識別する研究でした。

本ワークショップでは、6名の博士後期課程の学生のポスターセッションもあり、実績のある研究者と若手研究者間の交流機会も設けられている点も良かったです。

photo ※今回のレンヌ大学訪問には科研費B23H00836 と滋賀大学学長裁量経費からの支援を受けています。