経済学部

滋賀大学/PwC Japan有限責任監査法人編集『「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍』が刊行

img  本学経済学部100周年を記念して、滋賀大学とPwC Japan有限責任監査法人(東京都千代田区、代表執行役:井野 貴章)編集の書籍『「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍』が、2024年1月24日に株式会社中央経済社から刊行されました。

 本書は、財務諸表監査で使えるデータサイエンスの知見を説明した書籍であり、2016年から行われてきたPwC Japan有限責任監査法人と本学データサイエンス学部及び経済学部との共同研究の成果をベースとしています。専門誌PwC's Viewに掲載された不正会計の検出や監査業務へのAIの応用に関する本学教員の執筆記事に加えて、大規模言語モデルの背景にある基礎と周辺領域、それに関連する倫理や実務への応用についても取り上げています。本学における企業との共同研究の「書籍化第一号」であり、日本における共同研究のモデルケースとしても重要な意義を有しています。

「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍
 滋賀大学 編
 PwC Japan有限責任監査法人 編
 定価(紙 版):2,860円(税込)
 発行日:2024/01/23
 A5判 / 200頁
 ISBN:978-4-502-44711-2

【中央経済社ホームページ】
https://www.biz-book.jp/isbn/978-4-502-44711-2

■参考:初出一覧

国立大学法人滋賀大学 連載企画「データアナリティクスの最前線」

  • ① 第10回 「デジタル時代における企業の盛衰を決めるのは技術力ではなく 経営者の力量である」 (河本薫) (PwC's View第23号 2019年)
  • ② 第4回「実世界情報のデータ化と活用: 画像処理に基づく実世界センシングとその応用」(佐藤智和) (PwC's View第16号 2018年)
  • ③ 第7回「統計的データ解析ービッグデータから価値を見出す」 (松井秀俊)(PwC's View第19号 2019年)
  • ④ 第9回「因果探索: データから因果関係に関する仮説を探索するデー 夕解析技術」(清水昌平) (PwC's View第22号 2019年)
  • ⑤ 第3回 「ビッグデータ時代の政府統計」(高田聖治) (PwC's View第15号 2018年)
  • ⑥ 第6回 「ビッグデータとブラック・スワン」 (笛田薫) (PwC'sView第18号 2019年)
  • ⑦ 第2回「テクノロジー駆動型不正会計検出システムの構築に向けて」 (宮西賢次)(PwC's View第14号 2018年)
  • ⑧ 第1回「人工知能のもたらす世界: 会計人として生き抜くために」 (齋藤邦彦)(PwC's View第13号 2018年)
  • ⑨ 第5回「木を見て森を知る」 一人工知能の意外な側面(市川治) (PwC's View第17号 2018年)
  • ⑩ 第8回 「「後悔」の少ない選択をするためにーバンディット問題」(岩山幸治)(PwC's View第20号 2019年)
  • ⑪ 特別寄稿 「日本におけるデータサイエンティスト育成の必要性」 (竹村彰通)(PwC's View第9号 2017年)