来る2月2日にニューヨークの コロンビア大学ビジネススクール・日本経済経営研究所 にて、 「Japan Economic Seminar」が開催されます。 当日のセミナーでは、合計4つの日本についての研究報告が行われます。
その最初の研究報告「Invoice Currency Choice: Strategic Complementarities and Currency Matching」を滋賀大学経済学系の吉田裕司教授が行います。 討論者としては、 ニューヨーク連銀(Federal Reserve Bank of New York)のLinda S. Goldberg氏が選ばれています。

この研究は、科研費挑戦的研究(萌芽)「日本貿易企業の個票データを用いた国際経済分析」(22K18527)の研究支援を受け、吉田教授が財務省・財務総合政策研究所客員研究官として2023年に34回財務省を訪れて、輸出入申告データを分析した研究成果です。
共同研究者には、伊藤隆敏・コロンビア大学教授、清水順子・学習院大学教授、佐藤清隆・横浜国立大学教授、吉見太洋・中央大学准教授、吉元宇楽財総研研究官が名を連ねています。
(注)コロンビア大学ビジネススクール・日本経済経営研究所が主催する会議では、著名な世界の研究者に加え、日本の総理大臣並びに各大臣および日銀総裁が講演を行ってきています。