経済学部

菊地利奈+キャロル・ヘイズ訳『対訳 左川ちか選詩集 Selected Translations of Sagawa Chika's Poems』が出版されました。

img  本学経済学部教授で女性詩人の研究を専門とする菊地利奈と、オーストラリア国立大学教授の日本文学者である故・キャロル・ヘイズの共訳詩をまとめた『対訳 左川ちか選詩集』(思潮社、2023年3月)が出版されました。

 本書は、1930年代に女性として、アジア、なかでも北海道というポストコロニアル的周縁を生き、いまなお鮮烈な印象を残す詩人・左川ちかの詩作品の世界的再評価です。24篇の左川ちかの詩を日英で収録するほか、左川ちか研究と詩の翻訳について、日英両言語でまとめられています。水田宗子、エリス俊子、松尾真由美の三氏からの推薦文も栞という形で、日英二言語でおさめられています。

 詳細は思潮社ホームページ http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_3019.htmlをご覧ください。