掲載日:2022年10月19日

メディア:滋賀彦根新聞

内容

「世界遺産学」講義内容本に　滋賀大で15回、意義や実例紹介

　彦根城の世界遺産登録を進めるために彦根商工会議所からの依頼を受け、本学が2019年度から講師陣に国内外の世界遺産の保存や活用に貢献してきた専門家や研究者を招き、「世界遺産学」の講義を開講してきました。その講義内容をまとめ、本学の位田隆一前学長、真鍋晶子教授、青柳周一教授が編集に携わり「世界遺産学への誘い」が完成しました。

　彦根市役所で彦根城の世界遺産登録をめざす彦根市と関係の方々への献本式が行われ、和田市長は「産学の連携でできたこの本を貴重な資料として生かしたい」と述べられました。またこの編集に携わった位田前学長は「世界遺産は歴史が作り上げてきたものであり、その街の人たちの誇りでもある。世界遺産がどのようなものなのか、この本で理解していただければ」と述べられました。

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