経済学部

2018年度経済学部夏季休暇学生懸賞論文の表彰式を行いました。

 経済学部は、2018年度経済学部夏季休暇学生懸賞論文の受賞者を発表し、1月23日(水)に学部長室で表彰式を行いました。
 懸賞論文の募集は、彦根高等商業学校研究部が昭和4(1929)年度から行い、滋賀大学経済学部にも受け継がれました。毎年、夏季休暇前に募集し12月に発表、1月に表彰式を行っています。近年は募集枠を卒業生にも拡げ、英文でも投稿できるようになりました。今年度は、3編の応募があり1編が入賞しました。
 佳作に入賞した経済学部4回生の関谷侃宏さんは、「確率一致法による最適腕識別-トンプソン抽出を応用したアルゴリズムの開発」について書きました。審査員からは「バンディット問題の紹介から始まり代表的なアルゴリズムの紹介、問題の定式化、そして自身が興味を抱いたトンプソン抽出を応用したアルゴリズムと数値実験によるその評価を上手にまとめている」と評価されました。
 表彰式は、田中英明経済学部長より賞状と賞金が授与されたのち、三ツ石郁夫経済経営研究所長も交え、論文の内容について歓談しました。
 歴代の入賞者の名前と論題は、経済経営研究所のホームページに掲載しています。また、論文は経済経営研究所で閲覧することができます。

田中経済学部長から賞状の授与
田中経済学部長から賞状の授与
賞状を手にする関谷侃宏さん
賞状を手にする関谷侃宏さん