経済学部

吉田裕司ゼミが第64回日本学生経済ゼミナール近畿大学大会「国際経済部門」において優勝しました。

 彼らの研究テーマを選んだ理由は、ケニアで導入されたMペサでした。
 電子決済の導入が発展途上国の経済成長に寄与するかというテーマで、 世界銀行のWorld Development Indicator等の国際機関データベースを活用した パネルデータ分析を行いました。「金融市場の発展が経済成長にもたらす効果」の 分析を、電子決済普及可能性と金融成熟度変数の交差項を用いる非線形関係に 着目した研究です。実証分析から得られた結論は、「電子決済システムの導入は、 金融市場が未成熟な国においてのみ、有効な経済成長効果が期待できる」というものでした。
 夏休みや平日の夜にも熱心に研究室に研究の相談に来ていた成果が実りました。おめでとうございます。

吉田ゼミAチーム
吉田ゼミAチーム
吉田ゼミAチーム
国際経済分科会優勝