経済学部

台湾・台中科技大学商学院大学院生を対象とした短期集中講座を開講しました。

 滋賀大学大学院経済学研究科では、協定校である台湾・台中科技大学大学院生を対象とした連携講義(11月6日(月)~11月9日(木)、滋賀大学彦根キャンパス、「京都銀行 金融大学校 桂川キャンパス」、髙島屋京都店)を開講しました。台中科技大学からは、24名の大学院修士課程学生、4名の引率教員が参加されました。
 これは、台中科技大学が、経営学分野における大学院教育の水準を、海外(日本)における経営学教育の講義と実践を学ぶプログラムを組み入れることにより高度化する目的で企画されました。滋賀大学としては、教育の国際化の取り組み、地域の経営の実践例を広く海外に紹介する機会として、国際協力・地域社会への貢献の観点から取り組んだものです。
 講義には、本学企業経営学科の教員が研究に基づく講義を行うほか、地域貢献や人材育成を目的に含む包括連携協定を結ぶ京都銀行、「インバウンド」に関して学生も巻き込んだ共同調査研究を進めている髙島屋、両企業にも協力いただきました。経営の実践の視点からの講義をいただき、台中科技大学の参加学生及び引率教員からは、日本の企業経営・戦略の最先端の事例を学ぶ貴重な機会であったとの評価を得ました。
 滋賀大学大学院経済学研究科では、この経験を活かし、地域と世界をつなぐ教育研究活動を推進していく計画です。

開講式
開講式 位田滋賀大学学長と
王朝士台中科技大学商学院経営学科長(訪問団長)
講義の様子

京都銀行公務・地域連携部 尾池様による講義の様子
講義の様子
高島屋京都店 勝田様による講義の様子
講義修了式後の記念写真
講義修了式後の記念写真