経済学部

【報告】経済学部講演会「リーダーシップ論特別講演」を開催しました。

イメージ  平成28年11月25日(金)16時10分から、あいおいニッセイ同和損害保険(株)代表取締役副会長鈴木久仁氏、及び同社執行役員近藤智子氏をお招きし、経済学部講演会「リーダーシップ論特別講演」を開催しました。
イメージ  講演会は、二部構成で開催し、本学位田学長の挨拶の後、第一部「東日本大震災に学ぶ経営・業界トップのマネジメント」と題して、鈴木副会長の講演が行われ、経営・業界のトップとして、未曽有の大災害となった東日本大震災における損害保険業界(協会)の対応について、対策本部のエピソードを交え、社員に対して、契約者への迅速な支払のため、1日も早い保険金の支払い方針と今こそ役に立つときとの理念の徹底や現場主義・現場力の強化の必要性、情報発信の重要性を語られました。また、危機に際してのリーダーの要諦は、現場力を発揮させるための経営トップのマネジメント、現場を働きやすくするための現場支援の先頭に立ってのリーダーシップの発揮であると熱く語られました。また、本学が来年4月に設置する「データサイエンス学部」に関わり、本学が、日本のスタンフォード大学になってほしいとの期待が述べられました。

イメージ  続いて、第二部「女性が活躍する社会と女性役員のリーダーシップ~女活の言葉もない時代にロールモデルとなって~」と題して、近藤執行役員の講演が行われ、社会での女性の活躍が現在のように取り上げられていない時代に、同社女性初の役職に就かれていった経歴を踏まえ、女性活躍のポイントや女性リーダーとしてのあり方を語られ、最後にご自身の言葉「″人″を大事に、″人″との出会いを大切にする」を披露され、ネットワークを広げれば、「視野も広がる。」「自分に不都合な人を嫌わない。」「人を助け、人に助けられる。」との想いを述べられました。

 聴講した学生たちは、損害保険業界で業界・経営のトップとして、また女性役員としてご活躍をされている両氏の講演に熱心に聞き入り、これから社会に巣立つ学生たちにとって、大変有意義な講演会となりました。
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