
経済学部附属史料館では、10月17日(月)から11月18日(金)まで、滋賀大学経済学部附属史料館の1階展示室で、「江戸時代の近江を旅する―湖東・湖北の名所を中心に―」と題する企画展を開催しました。
今回の企画展は、江戸時代の4人の旅人が遺した旅日記・紀行文を手がかりに、当時の旅人が眺めた近江の風景や名所旧跡の様子を紹介する内容でした。

観覧者の方々には、江戸時代にも現代と同じような名所旧跡巡りが行なわれていたことや、昔の旅人はずいぶん長距離を徒歩で移動していたことなどに、興味を持って頂けたようです。会期中には625名が観覧に来られ、うち527名が学外からの学生・一般市民の方々ということで、近年にない盛況となりました。

また、10月29日(土)には、経済学部講堂で企画展関連講演会を開催し、43名の聴講者がありました。元長浜城歴史博物館長の江竜喜之氏による講演「近江路を歩いた人々」と、当館専任教員青柳周一教授の展示解説が行われました。