経済学部

戸田一雄特任教授(元松下電器産業副社長)の講演会を開催しました。

講演する戸田特任教授  12月6日(月)午後3時より(社)中央電気倶楽部(大阪市)において、経済学部卒業生である本学特任教授の戸田一雄元松下電器産業(現パナソニック)(株)副社長を講師として、「滋賀大学特別講演会」を開催しました。
 今回の講演会は、一昨年の京都、昨年の名古屋での開催に続き入学者も多く、卒業生が勤務する企業が多く立地する大阪府において、大阪商工会議所、関西経済同友会及び滋賀大学経済学部陵水会の後援を得て開催しました。
多くの聴衆で埋め尽くされた会場  講演会は、三ツ石経済学部長の挨拶に続き、『人口縮小経済への処方箋:「人が減っては、戦は出来ん!」は本当か?』と題して行われ、講演では少子高齢化に伴う社会問題、経済問題、農業問題などの数々の課題とその打開策を示唆し、最後に日本の現状は待ったなしの状況であり、教育も含めた長期戦略の必要性と人口減でも繁栄を続けられる国の基盤づくりの大切さを強く訴えました。
 また、定員を大幅に超える方々から参加申込をいただき、会場は地元企業や地元金融機関の経営者や社員の方、卒業生の方など多くの方で埋め尽くされ、熱心にメモを取る人も見受けられるなど、熱気に満ちた講演会となりました。終わりにあたり、興津陵水会大阪支部長から挨拶をいただき、盛況裏に終了しました。 (広報室)