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セミナー 2011/6/10

リスク研究センター公開セミナー報告

6月10日(金)、リスク研究センターでは、韓国広域連合主席研究員のLee Sangjoon氏をお招きして、セミナーを開催いたしました。

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日時:6月10日(金)12:30~14:00
会場:経済学部校舎棟 遠隔講義室
演題:『大慶圏と近畿圏の交流協力方案模索』
講師:Lee Sangjoon氏(韓国広域連合企画総括課主席研究員)  
司会:久保英也教授(本学経済学部)
通訳:金秉基准教授(本学経済学部)
講師のLee主席研究員</td> 司会の久保教授
講師のLee主席研究員
司会の久保教授
通訳の金准教授 セミナーの様子
通訳の金准教授
セミナー風景
【講演概要】
平成23年6月10日(金)、韓国南部の大慶圏広域連合(大慶圏広域経済発展委員会)のLee Sangjoon主席研究員を招いて「大慶圏と近畿圏の交流協力方案模索」と題してリスク研究センターセミナーを開催しました。大慶圏広域連合は、地域の戦略産業を集中的に育成する、全国に7つある広域連合の1つです。今回のセミナーでは、グローバル化とローカル化が同時に進む中、地方発展のための大都市圏同士の国際協力の必要性について報告が行われました。地方分権化が進んでいる背景としては、経済力の首都圏集中があげられます。地域発展のためには、対内的には大都市を中心とした広域経済圏の形成、そして対外的には大都市圏とのネットワーク構築および強化が必要になります。大都市圏には核心研究開発機能、金融サービス、文化・創造産業などが集積し、グローバル経済単位としてその重要性が益々増大していきます。大慶圏と近畿圏は経済的な面でも歴史的な面でも類似しているところが多いだけではなく、大慶圏広域連合と関西広域連合が目指している地域発展構想にも共通点が多いのです。今回の東日本大震災を教訓に、迅速なリスク対処のためには地理的にも近い広域経済圏同士の国際協力は欠かせないものだと思われます。

(文責:金秉基)


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