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4月19日、リスク研究センターでは、センター客員研究員 荒谷勝喜氏による『日本の資源エネルギー問題-福島第一原子力発電所事故を踏まえて-』のセミナーを開催いたしまた。
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荒谷勝喜リスク研究センター客員研究員の最終講義が2011年4月19日(火)に行われました。荒谷先生は、伊藤忠商事で石炭や資源エネルギー部門を中心に活躍され、伊藤忠商事執行役員大洋州総支配人兼豪州会社社長を務められた後、2006年10月にリスク研究センター客員教授として滋賀大学に赴任されました。現実の資源ビジネスをこなしてきた実務家が語る授業は迫力があり、学生の評価も非常に高いものでした。
この日の「日本の資源エネルギー問題―福島第一原子力発電所事故を踏まえて」と題した授業には、今回の原発事故の影響を分析、放射能問題や地域復興問題もさることながら、「更に長期で大きな問題がある。それは、原子力から他エネルギーにシフトが起こる際の日本のエネルギー政策のあり方と現実の資源を押さえる重要性である。」との強いメッセージがありました。
教室に集まった約300名の学生、教員は普段なら少しざわつく大教室にもかかわらず、静かに深く先生の授業に聞き入りました。
(文責:久保英也)
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